どのサイトでも使用する都道府県データ。
都道府県のような変更が起こりにくいものもDBに登録しておくのが一般的です。
変更がないからDBに登録するのではなく、ソースに書きたいと思う人もいるかもしれません。
そういう時でも、DBに持っておいたほうが後々便利です。
というのも、都道府県のような情報は、いろいろな場面で使用するからです。
例えば、検索時に都道府県から選択させる時。または、ユーザーの出身地を登録する時。配送元 or 配送先を設定する時などなど。
2つ以上の画面で使用する場合は、DBで管理しているほうが開発の手間も削減できます。
加えて、専用の取得メソッドも作成しておくと、簡単に使えますね。
リレーションを意識すると、なおさらDBに登録することをオススメします。
リレーションして使う場合は、あらかじめE-R図を書いておくこと
例えば、「ユーザーに都道府県の情報を紐づける」などの時は、E-R図に関係性をまとめておくとスムーズに開発が進められます。
この場合は、ユーザーのテーブルで都道府県のIDを持つことが多いでしょう。
ある程度、システム開発の経験を積んでいると経験値的にパパッと済ませられることですが、まだまだ慣れていない時は難しいかもしれません。
また、実際の開発では、ユーザーと都道府県以外にもテーブルを作成する必要があります。
システムの規模にもよりますが、100以上のテーブルを用意することは、よくあることです。
E-R図で全てのテーブルの関連性を決めておくことが大事ですね。
改修の時もマスタが活躍します
新しく機能を追加する。
既存のテーブルを変更する。
システム開発には、機能を付け加えることが多々あります。
システムに新機能を追加する時も、都道府県のようなデータは使われることがあります。
マスタとしてDBに登録していると、こういう場面でも気軽に呼べて便利です(開発の工数も軽減できますね)
設計の段階で、将来的に工数を軽減できるかまで考えて、作っていくのがベストですね。