こんにちは。
Crane&I 藤島です。
Qiitaの記事を書くのは初めてです。
弊社のメンバーが作成してくれた、マークダウン記法の使い方を読みながら一生懸命書いてみます(笑)
一番初めに書く内容はどんなことがいいかなぁ。
そんなことを考えながら書き始めています。
折角ですから、私の根本になっている考え方をご紹介しようかなと思います。
人は「なぜ?(Why)」に心を動かされる
ゴールデンサークル理論というものをご存じでしょうか。
マーケティングコンサルタントであるサイモン・シネック(Simon Sinek)氏がTEDで話した「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」の中で提唱した理論です。
これ、検索するといろんな場所で紹介されているので、ご存じの方も多いかと思います。
私は、仕事上、同僚や部下、研修生など沢山の人とお話をします。
業務の報告を受けたり、進捗を教えてもらったり、新しいチャレンジする内容を議論したり。
これはどうしたらいいのか。うまくいかない、どうやったらいいのか。など、アドバイスを求められることも多くあります。
そんな時、自分自身や、お話している相手に常日頃、問いかけます。
「これ、何をやりたくてやってるんだっけ?」
人はWhat(何を)を考えるのが得意
若かりし頃、評価を得ることに必死だった私は、いろんなことに100点を取ろうとしました。
残念ながら私はあまり頭が良くなかったので、テストではなく仕事でならいけるかも!とか思いながら・・・(笑)
例えば、「設計書を取っても綺麗に作ること」
例えば、「ショートカットを死ぬほど早く使うこと」
例えば、「ブラインドタッチをめちゃくちゃ早く行うこと」
例えば、「Excelの関数を使いこなして数字にミスが無いようにすること」
こういった、自分に出来そうなことを一つ一つ見つけ出し、研鑽し、沢山の仕事をこなしました。
しかし、やってもやっても、なんというか。
「やりたいことが出来ている」という感覚持てないのです。
更には、私がやっていることや、大事にしていることは、
同僚の方が重要視していることと、何かしらずれているように思えたものです。
Whyとは何か
Why(なぜ?)とは、「目的」です。
目的とは何か。それは、自らの心に寄り添うテーマのようなものです。
人は、何かの目的をもって行動を起こしていることがほとんど。
ですが、不思議とそれは言語化されていないことが多くあると感じます。
言語化されていないということは、自分自身でも気づいていないということです。
この記事を書いた「Why?」
私は「ゴールデンサークル理論」を知って人生が変わりました。
サイモン・シネック氏は「優れたリーダーになるため」に、この理論を提唱しました。
ですが、Whyを考えることは、自らを成長させる何よりも起爆剤であると私は実感しています。
むしろ、ビジネスマンにとっては最低限の必須能力なのではないかなと感じます。
Whyの中身は、沢山の種類があります。大きいものから小さいものまで。
例えば以下のようなことです。
- この検討をしてどこにいい影響を与えたいのか
- 自分がどうなるためにこの行動をしているのか
- 相手に何を届けたいのか
- 私はどうなりたいのか
- 相手に何を解決してほしいのか
これらを明確にし、相手に言語化して伝えられるようになると
無茶苦茶いいことが起きます。
「Why?」を伝えられるようになると、どんな嬉しいことが起こるか
共通言語を用いて、逆算で考えることができる。
本当にこれです。
先に話した、一生懸命「Waht」で行動していた私がどうすればよかったのか。
「私は、お客様に納品する成果物を信頼していただきたいのです。
今作成している成果物をもっと丁寧に作成し、信頼できる納品物にしたいです。」
これを、同僚や上司に伝えられていたならば、どれだけ良い仕事が出来たかと思います。
例えば、「そうだね。皆でそこを意識しよう!」でも、
「それは大事だけれども、今重要なのはここだからそこは後ほどまとめて修正しよう」でも
私はどちらでも納得したでしょうし、理解をしたと思います。
動くべき順序が分かったと思います。
仕事をするうえで大切な「Why」という考え方
仕事っていうか、人生において、とても大切な考え方だなと、心から思います。
Whyを中心に考えられるようになれば、自分自身のキャリアだとか、ライフだとか、大切な方への接し方などなど。
様々なところに良い影響を与えられるし、自分だけではない相手とのコミュニケーションに大きく役立ちます。
これを読んでくださっている方に、ほんのかけらでも「いいものなのかも?」と伝わったら嬉しいなと思います。
すでに知ってる方に、「そんなの今更だよ!でもやっぱ大切だよね」なんて思ってもらえたら、それも幸せだなぁ。
ゴールデンサークル理論は、YouTubeで観れますので、興味を持っていただけましたら是非視聴してみてください。
また、この考えは、様々なビジネス書で手を変え品を変え、根本としては同じことととして表現されています。
「あ、きっとこれはゴールデンサークルと同様の事を言ってるんだな!」と気づけるようになると、より、どの角度からも大事なことなんだなと感じられると思います。
是非そんな閃き体験を探してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。