while文 とは
while文は、条件式が成り立つ限り繰り返される制御構文になります。
while文は条件式と繰り返し実行される文から成り立ちます。
while 条件式 {
条件式が成立する間、繰り返される処理
}
while文の条件式は、Bool型を返す必要があります。
条件式は実行文の実行前に毎回評価され、条件式の結果がtrueの場合は継続処理を行います。
結果がfalseの場合は繰り返しを終了し、while文全体の処理を停止します。
次のように条件式のa < 4
が満たされる間は{ }内の処理を実行し続けます。
aの値が4になった時に条件式の結果はfalseを返すのでwhile文を終了します。
var a = 0
while a < 4 {
print(a)
a += 1
}
実行結果
0
1
2
3
repeat-while文
while文は、実行文の実行前に条件式の確認を行うため、
場合によっては一度も実行されないことがあります。
つまり、while文の繰り返し回数は0回以上ということになります。
条件式の成否によらず必ず1回以上の繰り返し処理を行いたい場合には、
repeat-while文を使用します。
repeat-while文はwhile文と違い、
実行文の実行後に条件式が評価されます。
repeat {
1回は必ず実行され、それ以降は条件式が成立する限り実行される
} while 条件式
while文とrepeat-while文の違いを比較するために先ほどの例を少し変更し、
条件式の部分をa < 0
に変更しました。
while文の場合は、条件式の結果がfalseなので一度も実行されることはなくwhile文が終了します。
var a = 0
while a < 0{
print(a)
a += 1
}
repeat-while文の場合は、初回実行が約束されているので0が出力されます。
repeat {
print(a)
a += 1
} while a < 0
実行結果
0
while文とrepeat-while文の使い分けについては理解できましたか?
結構単純な処理だと思いますので是非覚えてみてください!
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。