こんにちは!
Laravelのバージョンによって求められるPHPのバージョンが異なることはみなさんご存知だと思います。
この記事では、Laravel Sail、Dockerを用いて現在のPHPのバージョンの確認方法と変更方法について記載したいと思います!
初めての投稿で拙い文章ですが、温かい目で読んでやってください!
LaravelのバージョンとPHPのバージョンの依存関係
(2024/10 現在)
Laravelのバージョン | PHPのバージョン |
---|---|
Laravel 8 | PHP 7.3以上 |
Laravel 9 | PHP 8.0以上 |
Laravel 10 | PHP 8.1以上 |
Laravel 11 | PHP 8.2以上 |
上の表のようにLaravelのバージョンによっては必要とされるPHPのバージョンも異なります。
PHPのバージョンが求められているバージョンを満たしていない場合、意図していた動作になりません。
PHPのバージョンの確認方法
まずは、以下のコマンドを実行し現在のPHPバージョンを確認します!
$ sail php --version
$ sail php --version
PHP 8.1.12 (cli) (built: Sep 27 2024 03:53:05) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.3.12, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.3.12, Copyright (c), by Zend Technologies
with Xdebug v3.3.2, Copyright (c) 2002-2024, by Derick Rethans
ここではPHP8.1が使われていることが確認できました!
ymlファイルの修正
docker-compose.ymlファイルを開き以下記述がある部分を修正してください!
services:
laravel.test:
build:
context: './vendor/laravel/sail/runtimes/8.3' // 8.3に変更
dockerfile: Dockerfile
args:
WWWGROUP: '${WWWGROUP}'
image: 'sail-8.3/app' // 8.3に変更
修正が済んだら保存するのをお忘れなく!
残りはターミナルでコマンドを打つだけなのでささっといきます!
残対応
コンテナの再構築
$ sail build --no-catch
$ sail up -d
パッケージの更新
$ sail composer update
コンテナの再起動
$ sail restart
ここまででバージョンが変更できているはずです、あとはバージョンを確認するだけ!
最後に
※ちなみにエイリアスを設定していない場合は以下のようにコマンドを入力してください。
例:sail up コマンドの場合
$ ./vendor/bin/sail up -d
記事を読んでくださりありがとうございました!