##実は2号機
以前から「振動温度計」、つまり振動で何度か伝える温度計作りに挑戦しています。
限りなく電子工作&Arduinoのプログラミングのことを知らない中で作った1号機は、電源電圧のことをきちんと考えていなかったり、Arduinoからの出力で直接振動モーターを回したりで、動作不安定極まりなし(笑)。それらに気づかせてくれたという意味では、貴重な1号機でしたが。
そして反省をもとに作ったのが、この2号機です。
##主な使用部品
- マイコンボード:[Adafruit Trinket 3.3V版] (https://www.adafruit.com/product/1500)
- 温度センサ:[LM61CIZ] (http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11160/)
- 振動モーター:LA4-503AC2 ※電流増幅用にトランジスタ(2SC1815)を使っています。
- 電源昇圧&安定化:昇圧型DCDCコンバータ StepUP・DIP 3.3Vタイプ Ver2
ちなみに基盤上にボタンがありますが、本来ケースにボタンを付けたかったものの、あるところでお披露目するにはどうしても時間がなく、仕方なく基盤上に直接付けた(苦笑)と言う具合です。
##動機
ちなみこれ、目と耳両方不自由な人、いわゆる盲ろう者でも使える温度計があってもいいんじゃないか、それなら振動で伝えるようにすればいいんじゃないか&振動なら電子工作的にも音声とか出すより楽だし、というのがそのスタートでした。もちろん目だけの方(視覚障害者)でもいいですし、健常者の人でも使い道あるかもです。
##振動のルール
基盤上のボタンを押すと、温度に応じた振動をします。
ルールは、十の位が長い振動、一の位が短い振動、マイナスの場合は、十の位より長い振動が最初にあるようにしています。
つまり23℃の場合は「ブーン ブーン ブンブンブン」です。
##改善したい点
動作が安定したので、人に説明することができるようになったのですが、実際に使ってもらえるようにするには、以下を改善しないといけません。
- ちゃんとしたケース、できればナイスなデザインなものにしたい。
- ケースにちゃんとボタンをつけたい。
- 電源スイッチがないものを作りたい。
とくに3つ目は、Arduinoのスリープ機能を使うことになると思のだけど、その方法がよくわからず苦戦中。ケースの問題も難しいですね。。
まだまだ苦戦は続きます。