GitHub のアカウントを複数個持っており、アカウント切替を簡便化したいという人向けの記事です。
今回初めて shell コマンドを設定したので、自分用備忘録として記録を残します。
※bash 利用前提。
.bashrc を用意する
.bashrc とは
.bashrc とは、シェル を起動する際に毎回実行されるファイルのことです。
このファイルで関数定義しておくと、定義した関数名を bash 上で叩くことで、関数定義した諸々の処理が実行されます。(楽…!)
.bashrc の配置場所
ホームディレクトリに配置します。(~/.bashrc)
既にファイルが存在する人はそのファイルを編集、無い人は新規作成します。(自分の場合は無かったため作成しました。)
$ touch ~/.bashrc
.bashrc の中身
.bashrc
function gitUserA() {
git config --global user.name "{GitHub に登録しているアカウント名A}"
git config --global user.email "{アカウントAで登録しているメールアドレス}"
git config --list
}
function gitUserB() {
git config --global user.name "{GitHub に登録しているアカウント名B}"
git config --global user.email "{アカウントBで登録しているメールアドレス}"
git config --list
}
これで設定完了です。
各関数の3行目は、確認用のコマンドなので、確認不要な人は省いてOKです。
アカウントの切替方法
bash 上で定義した関数名を叩くだけです。
例えば、上記の例でアカウントAに切り替える場合は、以下のように叩く。
$ gitUserA
終わりに
やってみるととても簡単。設定ファイルに関数定義するだけなのですね。
他にも色々と楽にしていきたいなと思います。