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Sourcetreeでコミットを行う際に「git: 'secrets' is not a git command. See 'git --help'.」というエラーが表示される。

Last updated at Posted at 2020-12-10

背景

開発中アプリケーションのS3設定を終え、Sourcetreeでコミットを行った際に、
「git: 'secrets' is not a git command. See 'git --help'.」というエラーが表示され、
コミットが出来なかったので、プログラミング初学者ですが、備忘録として記事を書きました。

参考記事:git-secretsをSourceTree (Macintosh)で使えるようにする手順
※ほとんど、上記の記事を参考にしていますので、まずは上記の記事を確認して、実行してみてください。

前提

Sourcetreeの環境設定のgitでは、システムのgitを使用するを選択している状態です。

手順1

「git: 'secrets' is not a git command. See 'git --help'.」というエラーは、git-secretsがインストールされていませんというエラーとのことです。

まず、git-secretsのインストールを行いました。

% brew install git-secrets

すると、下記の結果が返ってきました。

Warning: git-secrets 1.3.0 is already installed and up-to-date

既に、git-secretsはインストールされているとのことです。

手順2

gitの場所の確認を行いました。

% which git
/usr/bin/git

git-secretsの場所の確認を行いました。

% which git-secrets
/usr/local/bin/git-secrets

gitとgit-secretsのパスが違いますね。

readlinkでgit-secretsの場所を確認します。

% readlink git-secrets

私の場合は、変化がありませんでした。
そのため、Finderの「Macintosh HD」から確認しました。
Macintosh HDで「command + shift + .」で隠れファイルを表示します。
私の場合は、Macintosh HD > usr > local > Cellar > git-secrets > 1.3.0 > bin > git-secrets
にありました。
確認が出来ると、下記コマンドを実行します。

% cd /usr/bin
% sudo ln -s /usr/local/Cellar/git-secrets/1.3.0/bin/git-secrets 

すると、下記の結果が返ってきました。

ln: ./git-secrets: Operation not permitted

/usr/local や /usr/bin へのリンクはsudoしても拒否されてしまうみたいです。

手順3

####System Integrity Protecton(SIP)を無効にします

  • macをシステム終了し、再度立ち上げます。その際に「command + R」でリカバリーモードを立ち上げます。
  • ユーザーを選択し、パスワードを打ち込み、画面が切り替わると、ヘッダメニューの「ユーティリティ」から「ターミナル」を立ち上げます。
  • ターミナルでSIPコマンド「csrutil disable」を実行します。
  • macをシステム終了し、再度立ち上げます。

####SIPが無効化されたら、git-secretsを/usr/bin/にリンクします

% cd /usr/bin
% sudo ln -s /usr/local/Cellar/git-secrets/1.3.0/bin/git-secrets 

すると、下記の結果が返ってきました。

ln: ./git-secrets: Read-only file system

これはgit-secretsが読み取り専用ファイルシステムとのことです。
そのため、下記コマンドを実行し、書き込み権限を付与します。

% sudo chmod g+w /usr/local/Cellar/git-secrets/1.3.0/bin/git-secrets
% sudo ln -s /usr/local/Cellar/git-secrets/1.3.0/bin/git-secrets

※上記コマンドを実行しても、画面の変化はありません。

####System Integrity Protecton(SIP)を有効にします

  • macをシステム終了し、再度立ち上げます。その際に「command + R」でリカバリーモードを立ち上げます。
  • ユーザーを選択し、パスワードを打ち込み、画面が切り替わると、ヘッダメニューの「ユーティリティ」から「ターミナル」を立ち上げます。
  • ターミナルでSIPコマンド「csrutil enable」を実行します。
  • macをシステム終了し、再度立ち上げます。

すると、Sourcetreeでコミット・プッシュが出来るようになりました。

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