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Androidのログ出力ライブラリ”Timber”

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どうも”おもり”です。

今年はOSS活動に精を出していこうと考えています。
Android開発のOSS活動。力不足の自分でもやっていけそうなissueを探している中、
以下のようなissueを見つけた。

image.png

https://github.com/uhooi/UhooiPicBook-Androidより

"good first issue"のタグが付いているので、いざやってみようと思ったのですが、
Timberとは何ぞや状態だったので、色々ネットを調べあさりました。
調べた情報をまとめて、Timberの良いところをサクッと学べるような記事を書きます。

Timberとは?

Timberとは、Androidのログ出力ライブラリです。

Androidのログ出力機能といえば、Androidのログ標準ライブラリ(Log)があります。

Log.v("MainActivity", "verbose")
Log.d("MainActivity", "debug")
Log.i("MainActivity", "info")
Log.w("MainActivity", "warn")
Log.e("MainActivity", "error")

※各ロギングの意味合い
Log.v:VERVOSE(すべてのログ情報)
Log.d:DEBUG(デバッグ情報)
Log.i:INFO(情報)
Log.w:WARN(警告)
Log.e:ERROR(致命的な問題)

しかし、ログ標準ライブラリを使うと問題があります。

  • リリースビルドなのにでバックログが出力される
  • デバックビルドなのにCrashlyticsに出力される

特に、リリースビルドでもでバックログが出力されることが大きな問題です。

Timberを使って嬉しいこと

  • デバックとリリースでログ出力を切り替えることができる。
    image.png
    ※リリースの場合は、自分でロギングクラスを作成する必要がある。

  • Logクラスの薄いラッパークラスなので導入が簡単

public class MyApplication extends Application {
  @Override
  public void onCreate() {
    super.onCreate();

    Timber.plant(new DebugTree());
  }
}
簡単に導入できる。TreeをPlantして、初期化をする。
  • 書きやすい
Timber.tag("hoge").i("piyo=%s", "fuga");

Logライブラリの使い方と使用方法がそこまで違わないので、使うのが簡単。

  • リリース後のクラッシュログの収集ができる。

Crashlytics等を使ってリリース後のクラッシュログを収集することができるらしい。
自分のアプリを作る時に試してみよう。

参考資料

Androidのログ出力をいい感じにする
AndroidのTimber(ログ系)とFabric/Crashlytics(クラッシュレポート)を使ってみた。
[Android] Timber で debug ビルド時のみにログを出力する
(Android)ログ出力ライブラリ"Timber"を使ってみる
Logcatのソースへ飛ぶ機能をTimberに盛り込んでみた。
TimberをLogの代わりに使用して快適ログ確認

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