エンジニアにとって、アウトプットは大事だと言われます。なぜでしょうか。
結論から申すと、それは 考えるのを辞めないため だと思っています。
Fuck な脳味噌
先日、開発しているサービスについて共同経営者と会話していましたが、その中で自分は技術についてのみ注目していて 何のために作るのか をまったく考えていませんでした。
我ながら、とてもFuckです
ソフトウェアも、システムも、サービスも、やることは突き詰めれば価値の提供であることに変わりはないはずです。それを他人が金銭という対価を払って手に入れる。なら、どうやって作るかと同じくらいになぜ作るかを大事にするのは今更議論するまでもありません。
って、よくノウハウ本に書いてあったはずなんですけどねえ。。。
眺めるだけならカメラでおk
では、そこでなぜアウトプットか。しかもエンジニア限定で。
それは、アウトプット == 形作る という行為がプログラミングチックであり、エンジニアが手馴れていることだからです。で、意外とその中でも「考えを自分の言葉でしゃべる」行為は難易度が高いと思います。
いや、本当のことを申すと実際難しかったです。今まで自分の頭で如何に考えていなかったかを痛感しました。
プログラミングも、ドキュメント書きも、手順書作成も、ほとんどテンプレートをコピペして作っていたような自分にとっては激烈に難しいことでした。
アイデアを言葉に出すのにテンプレートは使えません。ノウハウなんてタグを貼っていますが、自分の言葉で考えてしゃべるのは こうしてさえいればできる なんてのが通用しないわけです。それこそ、銀の弾丸はない。
意識していても難しい考えるという行為は、 自分できちんと声にする ことで、 自分が如何にわかっていないかがわかる と思いました。
ついでに、わかりやすく話すように心掛けると難易度がさらに上がります。
最後に、自戒として
知ってるだけでは分からないのと同じ。考え、行動することで、脳味噌に負荷をかけ続けましょう。