検証を続けていてわかったことをまとめます。
仮想ハード構成
プロセッサ:1
メモリ:512MB
ハードディスク:25GBを動的割り当て
共有ディスク:3GB × 3
ソフトウェア構成
仮想マシン: Oracle VM VirtualBox 4.3.6 for Windows
ゲストOS: Windows 2008 R2 Standard x86-64
上記構成でまたしてもエラー。
クラスタウェア構成中、ASMCAの箇所でエラーとなった。
実行ログを確認すると、どうやら以下のエラーのせいでASM構成に失敗しているらしい。
ORA-00443: background process "DIA0" did not start
このメッセージが出力されたあとで、下記の
m_bReaderStarted: false
が出力される。そして、
Waiting for m_bReaderStarted to be true
がしばらく続いて
SEVERE:method oracle.sysman.assistants.usmca.backend.USMInstance:configureLocalASM
oracle.sysman.assistants.util.sqlEngine.SQLFatalErrorException: ORA-01034: ORACLE not available
と出る。
oracle.sysman.assistants.util.sqlEngine.SQLFatalErrorException: ORA-00443: background process "DIA0" did not start
と出ることから考えると、バックグラウンドプロセス起動に失敗してそのままエラーとなっているのは間違いなさそうです。
さて、ORA-00443 の内容は下記のようなものです。
原因: 指定されたプロセスは起動しませんでした。
処置: 実行可能イメージが正しい保護状態で正しい位置にあること、また十分なメモリーがあることを確認してください。
イメージの状態はよくわかりませんが、気になるのはメモリーです。
検証環境は512MBですが、仕様だと4GB必須。
。。単純なメモリ不足かなあ。
実際の構築は3月になりそうなので、その時にまた検証します。