LoginSignup
10
5

More than 3 years have passed since last update.

【はじめてのLTは、とても楽しい】 - 残暑に負けるな!自由研究LT大会 参加レポート - #engineers_lt

Last updated at Posted at 2019-09-08

初めてLTをやりました。緊張しました。
だけど、とても楽しかったです。やってよかった。そんなことを書きます。

イベントURL:
https://engineers.connpass.com/event/141228

今回はイベントの1週間前にLTのリハーサルを主催の方々が開いてくれました。
リハーサルがとてもタメになったので、リハーサルの体験談を中心に書いていこうと思います

リハーサルの状況

まず、事前に主催の方から登壇者へ日程調整の連絡があり、調整さんを使ってリハーサル日を決めました。

リハーサルは本番とは別の会場を主催の方に準備していただきました。主催の方々と登壇者が同じ部屋(プロジェクターがある広めの会議室)に集まって、登壇者が作ってきたスライドをプロジェクタでスクリーンに映しながらやりました。リハーサルの参加者は、主催側と登壇側を合わせて11名ほどでした。本番は立ってLTするのですが、リハの段階では座ってやる人が大半でした。また、本番とは発表の順番も異なりました。それ以外は本番と変わらない形でやりました。

タイムキープは主催の方にやっていただき、本番と同じく5分測ってもらいました。本番と違ってタイムリミットを告げるのは銅鑼ではなかったです

登壇者とタイムキーパーがリハーサルをしている間、他の主催者や登壇者はLT内容へのフィードバックを書きました。今回はHACKMDというサービスを主催の方に準備してもらい、そこにMarkdown形式でフィードバックを書いていきました。リアルタイム反映機能があるので、みんなが書いた内容がどんどん反映されていく様は賑やかで面白かったです。

さて、実際に自分が受けたフィードバックの一部を抜粋してみました。


  • P1 スライドタイトルに名前があるといい(xxx)
  • P4 「"」に閉じがない(xxx)
  • P4 初対面の~ 文字の改行位置を変えると読みやすい(yyy

上記のように、フィードバックは「スライドのページ番号、指摘内容、指摘者の名前(xxxやyyyで伏せました)」の形式で書かれています。もちろん、フィードバックは改善点を指摘するだけではなく、「ここが良かった」と指摘するのもアリです。良いフィードバックを貰えるのは励みになるし、自分の意図がそのまま相手に伝わったかどうかの判断材料になります。

リハーサル時のHACKMDを確認したところ、登壇者1人あたり平均20個のフィードバックがありました。5分間で20個以上のフィードバックを貰えたのはとても有難いことだと思います。

主催の方から促され、自分も、ほかの登壇者へフィードバックをしました。自分もフィードバックを受ける側だったので最初は躊躇しましたが、指摘をしたことで自分のLTの改善点に気付けてからは積極的にフィードバックしてゆきました。ほかの登壇者のLTを聴き、参考にできそうな点を勉強できました。

自分が最も印象に残ったフィードバックは、「5分の制約があると早口になりがちなので、意識してゆっくり喋るようにする」というものでした。じっさい、本番でも大事だったので今後も意識して実施していこうと思いました。緊張すればするほど早口になることも分かったので、緊張の度合いが大きいほどゆっくり喋ることを心掛けようと思いました

こうして、沢山のフィードバックを貰ってリハーサルは終わりました。これから本番まで、LTの内容をブラッシュアップしてゆきました。

ブラッシュアップ

さて、フィードバックを貰ったのは良いけれど、数が多くて大変だと思いました。でも、1つ1つを見ていくと、同じ番号のスライドに同じような指摘が幾つかあることに気づきました。そこで、受けたフィードバックの内容を大きく以下の3つに分類することにしました。


  • 文字が多くて見づらい
  • 主語がなく、内容が具体的でない
  • 論理的な構成になっておらず、理由が書かれるべきところに事実が書かれている

上記の点を意識してブラッシュアップをすることにしました。

さて、上記の指摘はさらに、1つの根本原因にまとめられるように思いました。すなわち、「自分が何を主張したいのか明確でない」ということです。言いたいことをもっと明確に言語化できたら、より良いスライドになるのではないだろうか。そう思いました。

そこで、まずはスライドを直すのではなく、言いたいことを言語化することから始めました。具体的には、朝の通勤中にスマホにトークスクリプトを書き、それを仕事の空き時間に人気のない場所で喋りました。この「スクリプト作成⇒トーク練習」のサイクルを1日1サイクル、計3サイクルくらい実施しました。

これでだいぶ頭が整理されたというか、だんだん自分の言いたいことが纏まっていくのを感じました。また、喋っていてどうしても詰まってしまう部分が出てきたことも分かりました。というわけで、休日に纏まった時間が取れたタイミングで、出てきた課題も含めてスライドを直しました。

スライドを直し、主催の方がLT会用に作ってくれたSlackチャンネルにアップして、参加者全員に再度フィードバックを依頼しました。1~2日ほどでフィードバックが頂けたので、指摘内容を再度分析してスライドに反映しました。2回目のスライド修正は、1回目よりもスムーズに出来ました。おそらく、自分の言いたいことがそれなりに頭の中に纏まっていたからだと思いました。

最終的にスライドが完成したのは本番前の夜23時くらいで、以下の形になりました:
https://speakerdeck.com/yasuakiomokawa/hello-remote-world

そして比較用に、こちらがリハーサル前に作ったスライドです:
https://speakerdeck.com/yasuakiomokawa/on-rehearsal-chu-dui-mian-falseren-torimotowakusurukotu

自分で見ても、だいぶ変わったと思います。

まとめ

登壇のリハーサルはやったほうがいいです。フィードバックをもらい、ブラッシュアップする過程で自分の頭が整理され、より良い資料になることが分かったからです。

今回はLT会の参加登録からリハーサル前にスライドを作成するまで3週間くらいかかりました。今後はこのスピードをもっと短くするように工夫したいです。具体的には、WBSを最初に作って、当日までの流れを意識して作業していきたいです。

言いたいことを言語化するのは根気のいる作業だということも分かりました。一気にゴールに辿り着こうとせずに、繰り返し作業するということが大事だと学びました。

本番後には、主催の方がリハーサルと同じようにHACKMDを用意してくれたので、登壇者全員でふりかえりを書きました。この内容をもとに、後日懇親会をやる予定になっています。予定が合わないかもしれませんが、なるべく参加したいと思います。

至れり尽くせりの環境で、本番も盛り上げていただき、主催の方には感謝しかありません。最後になりますが、改めて御礼を申し上げます!

10
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
10
5