Reactは、Facebookが開発したJavaScriptライブラリで、主にシングルページアプリケーション(SPA)の開発に使用されます。
Reactのプロジェクトを作成し、管理する際の一部はフォルダ構成に関連します。
今回は、そのReactの基本的なフォルダ構成について簡潔に説明します。
Reactの基本的なフォルダ構成
Reactの基本的なフォルダ構成は以下のようになります。
/my-app
├── node_modules/
├── public/
│ ├── index.html
│ ├── favicon.ico
│ └── manifest.json
├── src/
│ ├── App.js
│ ├── index.js
│ └── (other components)
├── package.json
└── README.md
それぞれの役割を簡単に説明します。
-
node_modules/
:プロジェクトで使用するnpmパッケージがインストールされるディレクトリです。ここには直接ファイルを編集することはほとんどありません。 -
public/
:静的なファイルが置かれます。index.html
は、ReactアプリケーションのエントリーポイントとなるHTMLファイルです。favicon.ico
はウェブサイトのアイコンで、manifest.json
はPWA(Progressive Web App)設定のためのファイルです。 -
src/
:ReactのコンポーネントやJavaScriptのソースコードが置かれるディレクトリです。App.js
はメインのReactコンポーネント、index.js
はReactアプリケーションのエントリーポイントのJavaScriptファイルです。 -
package.json
:プロジェクトの設定ファイルです。ここには、プロジェクトに必要なnpmパッケージとそのバージョンが記録されます。 -
README.md
:プロジェクトに関する情報を説明するドキュメントです。