PlantUMLとは
PlantUML は、以下のようなUMLをテキストベースで素早く作成する
ためのオープンソースです。
- シーケンス図
- ユースケース図
- クラス図
- オブジェクト図
- アクティビティ図
- コンポーネント図
- 配置図
- 状態遷移図(ステートマシン図)
- タイミング図
またUML以外にも以下のような図も対応してます。
- JSON data
- YAML data
- Network diagram (nwdiag)
- ワイヤーフレームによるグラフィカルインターフェース、UIモックアップ(salt)
- アーキテクチャ図
- 仕様及び記述言語 (SDL)
- Ditaa
- ガントチャート
- マインドマップ
- WBS図(作業分解図)
- AsciiMath や JLaTeXMath による、数学的記法
- ER図
公式サイト
PlantUMLのメリット
-
テキストエディタで書くこと
ができる(VSCode等) - 作成・修正・流用
(コピペ)が簡単
にできる - テキストで管理するため、
Git等で変更前後での差分
がわかりやすい - UMLのレイアウト調整の工数を削減することができる
- テキストベースなので
ファイルサイズが軽量
環境構築
PlantUMLで必要となるソフトウェアをインストール
PlanutUMLを動かすために、JavaとGraphviz
をインストールします。
Java
:PlantUMLを動かすためのプラットフォーム
Graphviz
: PlantUMLでは図の位置計算で必要となる
Javaをインストール
brew install --cask adoptopenjdk
インストールが出来たか確認します。
以下のコマンドでバージョンが表示されたらインストール完了です。
java --version
Graphvizをインストール
以下のコマンドでGraphvizをインストールします。
brew install graphviz
VisualStudioCode(VSCode)でプラグインを追加
VSCodeでPlantUMLのプラグインを追加します。
- 画面左側のタブからExtensionsを選択して検索ボックスに「
PlantUML
」と入力 - 一番上に「PlantUML」が表示されるので「
Install
」ボタンをクリック - インストールが完了したらVSCodeを再起動
動作確認
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新しいファイルを作成し、以下のテキストを入力します。
@startuml title シーケンス図 クライアント -> サーバ: リクエスト サーバ --> クライアント: レスポンス @enduml
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⌥ (Option) + d
キーを押し、PlantUML Previewの画面が表示します。
以下のような表示になれば、正常に動作できています。
PlantUML 参考サイト
- PlantUML公式リファレンス
- PlantUML入門①: シーケンス図の書き方