【AWS CDK】いっけね！間違えてバージニア北部にデプロイしちゃった...（備忘録）

備忘録になります。

なぜ間違えた？

AWS学習中にCDKで定義したVPCやサブネットをデプロイした際に、シンプルにリージョン周りを正しく確認していなかったためです...。

具体的には以下のような状態でした。

• aws configureでアクセスキーなどを入力する際にリージョンをデフォルトにしたまま。

• bin/~.tsに明示的にリージョンを記述していなかった。

bin/~.ts

import * as cdk from "aws-cdk-lib";
import { AwsTestStack } from "../lib/aws-test-stack";

const app = new cdk.App();
new AwsTestStack(app, "AwsTestStack", {
});

解決策

1. デフォルトのリージョンを変更

aws configure set regionでリージョンを設定

aws configure set region ap-northeast-1 # 東京リージョンをセット

bin/~.tsリージョンを記述

bin/~.ts

import * as cdk from "aws-cdk-lib";
import { AwsTestStack } from "../lib/aws-test-stack";

const app = new cdk.App();
new AwsTestStack(app, "AwsTestStack", {
   env: { region: 'ap-northeast-1' },  // 東京リージョンを明示的に指定
});

2. 間違えてデプロイしたリージョンのリソースを削除

# cdk destroy --region [削除対象のリージョン]
cdk destroy --region us-east-1 # バージニア北部のリソースを削除

安全に削除するために

削除対象の確認

# cdk diff --region [削除対象のリージョン]
cdk diff --region us-east-1

スタック名を指定して削除

# cdk destroy [スタック名] --region [削除対象のリージョン]
cdk destroy AwsTestStack --region us-east-1

3. 再デプロイ

# cdk bootstrap --region [デプロイ対象のリージョン]
cdk bootstrap --region ap-northeast-1
# cdk deploy --region [デプロイ対象のリージョン]
cdk deploy --region ap-northeast-1

最後にAWS Console上より、Cloud Formationメニューへ遷移し、
正しいリージョンにデプロイされていることを確認する。