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アジャイルと歩んだ1年のふりかえり

はじめに

この記事は Agile Tech EXPO Advent Calendar 2020 12日目の記事です。

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個人的に、今年もアジャイルとともに歩んだ1年だったと感じてますので、今年1年で参加したアジャイル関連の勉強会とともにそれらから得た学びについて残していきたいと思います。

参加できたものも、できてないものもありますが、自分のGoogleカレンダーに保存されていたアジャイル関連(Javaとかクラウドネィティブ関連とかあげだすとキリがないので)の予定を余すことなく紹介していきます。

1-3月 まだオフライン参加できていた期

Butterfly Effect #3

イベントページ(Connpass)

1/29に開催されたイベントです。このイベントは#1の時に参加し、コンセプトである

「すごい人が話を聞きたい人の話はすごいはず」 という発想で、毎回違ったゲストを呼んでパネルディスカッションをするというイベント。

が面白く、いいとものタモさんさながらの はちさん の振る舞いが非常にいいアイデアというか社内で模倣できないか印象づけられたものです。
また、この回はアーキテクトとして著名な すえなみさん が登壇されるということで非常に楽しみにしていたのですが、当日の仕事の都合上参加出来ませんでした。。1発目から先行き不安な感じ、、、です。。。

二項対立世界を越えるために何から始められるか

イベントページ(DoorKeeper)

2/10に開催されたイベントです。カイゼンジャーニーチームジャーニー著者の市谷さんと、他者と働く「わかりあえなさ」から始める組織論 著者の宇田川先生の対談イベントです。新井さんが、また新しいことをしている、新しい観点を教えてくれそうと思い参加しました。
宇田川先生はITやシステム開発を専門としていない人にも関わらず、非常に応用が利くというか、内容が人としてすっと腹落ちするような内容ばかりでした。
物事を進める、始めるときには、「技術課題」と「適応課題」があり、前者だけでは他を真似るだけで、自分の前提とあっておらずうまくいかない。むしろ難しいのは適応課題の方で、自分がどういう状態か、何が課題なのか?背景は何なのかを的確に捉えて初めて物事を進める、始めることができる。
2項対立の話の例として、アジャイルvsウォーターフォールや、改革派vs保守派に別れるみたいなことがある。それらは対立してお互いの悪い面だけを言い合うのではうまくいかない。相手の状況や思い(ナラティブと表現する)をもって初めて理解しあい、協調して進めることができるのではないか?という話でした。具体例としては、街の街路樹を抜いてしまう派と、抜かないで維持する派がいたときに、お互いのナラティブとしては実は同じ「街をよくしたい」みたいなことではないのか?であれば、そこの目的を互いに共有して、第三案などがでるのではないか?という話がすごく印象的でした。
帰り道で宇田川先生の本を買って、より理解を深めたのでした。。

チーム・ジャーニー発刊イベント「チームは果たしてジャーニーできるのか? 現場ジャーニー・プレイド編」

イベントページ
同じく市谷さんのイベント。残念ながら参加は出来ませんでした。。
Zoom開催だったのですが、自身がまだテレワークに移行しておらず、会社から帰って家で視聴する、という時間に間に合わなかった記憶があります。。。

DevLOVE300 Journey

イベントページ
DevLoveの300回目の記念イベントでした。土曜日開催なので、仕事関係なく参加できました。
会場は借りていたので、プレゼン自体は無観客の会場で、参加者はZoomで視聴といったスタイルでした。
完全オンライン開催でのイベントはまだ多くなかったですかね。
3つの書籍(カイゼンジャーニーチームジャーニー正しいものを正しくつくる 〜プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について 〜)の内容を繋がりを含めて説明いただいたり、著者同士の対談などがありました。Zoomで参加しながら、チャットやTwitterでの感想のやりとりといったスタイルはこのころは新鮮でした。
正しいものを正しくつくるの本の中にある、不確実性の曲線と仮説検証の2重ループの図が分かりやすく、自身の中にパチっとはまった音がした記憶があります。

4-6月 さよならオフライン、こんにちはオンラインセミナー期

DevLOVE スモールトーク「いちばんやさしいリモートワーク」

イベントページ
こちらも土曜日開催でしたので、参加できました。
Zoom開催、チャットはDiscordというスタイルでした。
私が初めてDiscordを使ったのはこのイベントに参加したのが最初だったと思います。
今はこのスタイルが確立されていますが、この時期では新鮮でした。
内容としても

私たちに足りないのは、世間話(スモールトーク)だった!

とリモートワークで不足する「雑談」を既に検知してテーマにしているところは、今から思っても大事でした。ここで知ったこともあり、自身でもリモートワーク移行で失敗しなかった一助になったと思います。(たぶん)
いちばんやさしいアジャイル開発の教本の小田中さんの話も初めて聞きました。話し方、言葉の選び方、表現の仕方など非常に参考になりました。

アフターコロナを考える「リモート・アジャイル」の現実とこれから

イベントページ
永和システムマネジメントの木下さんなどによる講演でして、楽しみでしたが参加できませんでした。。
木下さんについては、契約関連などyouTubeでアジャイル関連動画を投稿されているので、いつも非常に参考にさせていただいてます。ありがたいです。

7-9月 リモート慣れてきた期

KPT as ART~チームを生き生きとさせるふりかえり~

イベントページ
ふりかえりを教えてくれる黄色い人、森さんのイベント。技術書展でのふりかえり本などでも非常に参考にさせていただいてます。
youTubeLiveでのイベントでした。Zoomよりかは同ツール内でのコメントがやりやすい印象でした。
イベントで同時収録もされていました。
KPTとして慣れていた中で、今度どうしたら?のヒントが得られたイベントでした。

Yahoo! JAPAN Agile 1st

イベントページ
Yahoo! JAPANのAgile関連イベントの初回ということで楽しみにしていたのですが、日時が被ったJavaのSpring関連のイベントの方を優先したため参加できませんでした。。

10-12月12日まで リモート当たり前になってきた期

Beyond Agile vol.3 -全体最適に向けてのシステム思考-

イベントページ
システム思考を使って、よりAgileにできるか?といった内容でした。
Lessの観点もあり、システム思考を改めて学び、Zoomのブレイクアウトセッション+Miroをつかってグループワークもあり新鮮な感じでした。

Agile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 0 -

イベントページ
このAdvent Calendarのきっかけになったイベントです。
自身、初めてのリモートでの登壇の機会となりました。短い時間でしたが、無事トラブルなく実施できて、周囲の反応やQAもあってよかったです。すごい方々が登壇されているなか、貴重な経験できました!
ZoomやDiscordの音声チャンネルでのやりとり、交流も自然なやりとりが出来て非常によかったです。

Agile Japan 2020 オンライン

イベントページ
もともとは5月にオフライン開催予定だったのが、秋に移行してオンラインとなったイベントです。
昨年まではオフラインで参加していて、イベント自体の盛り上がりや内容の素晴らしさを知っていたので、多少不安でしたがeventhubというサービスを活用し、内容としても動画+リアルタイムQAセッションというような不慮のトラブルに対応できるような安全な進行になっていました。内容としても経済産業省の和泉さんの素晴らしくスッと入る貴重なお話から始まり、常連のみなさんの近況含めた話など、満足度が高いイベントでした。まだ動画を全て見終えてないので、消える前に見たいと思います。

おわりに

文字ばっかり、結構とりとめもない内容になってしまった感じがします。。。

多かったのか少なかったのか捉え方難しいのですが、オンラインイベントに移行した初年ということで変化が見えてくるふりかえりになったのではないかと思います。来年はどうなるでしょうか?オンラインやオフラインがケースバイケースで選べるような世の中になっていくことを願っています。

来年もアジャイルイベントにたくさん参加し、たくさん学びたいと思います。

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