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はじめてのGithub Actions〜Java,Maven編〜

Last updated at Posted at 2022-12-06

はじめに

本記事はMDC Advent Calendar 2022の6日目の記事です。

多くの情報が出ているネタではありますが、実体験記録と、少しでもやってみようと思える人を増やしたいので、記事として残しておきたいと思います。

Github ActionsでCIしたい

手元でJavaソースをビルドするのも良いですが、何気なタイミングでGithub上のWebIDE上で、ちょろっとpom.xmlを修正したりする時にこれってビルドが通るのだろうか、、と心配になったことは無いでしょうか?

私はこれまでは壊れる可能性がある変更はローカルで変更、簡単なテスト、通ったらGithubへpushと普通にやってましたが、上記ができたら開発スピードアップするのでは?と考えてGithub Actionsもどんどん使う様になりました。

前提としては、SpringBootを使ったMavenプロジェクトになります。
よって、最新のソースコードで

mvn package

が成功しさえすれば良いということを目指します。

やり方

基本的にはGithubの公式サイトのドキュメント通りにやればOKです。
以下を参考にしました。

実施記録

おしゃれにやる場合は、GithubActionのワークフロー実行ファイルをymlで手元で書いてpushする、、というやり方なのですが、
一旦初心者なので今回はGithubのサイト上から実施しました。

まず手頃なJavaプロジェクトを用意します。最近リリースされたSpringBoot3を使ったMavenプロジェクトで自分のGithubで管理されているソースコードを使いました。

image.png

Actionsタブを選択し、そこの上段にリンクのある、「set up a workflow yourself 」を押下します。

image.png

そうすると、GithubActionsのビルド設定ファイルの入力画面になりますので、そこで直接記載、コミットすれば良いだけです。
相当楽ですね!

今回はGithub公式サイトでの記載を参考に以下のようにしました。ポイントは以下です。

  • pushの度にビルドが行われるようにする
  • SpringBootのライブラリが大量に使われるので、都度ダウンロードにならないようにキャッシュさせる
  • 作られたJarファイルはアーティファクトとしてGithub上からダウンロードされるようにする
main.yml

name: Java CI

on: [push]

jobs:
  build:
    runs-on: ubuntu-latest

    steps:
      - uses: actions/checkout@v3
      - name: Set up JDK 17
        uses: actions/setup-java@v3
        with:
          java-version: '17'
          distribution: 'adopt'
          cache: maven
      - name: Build with Maven
        run: mvn --batch-mode --update-snapshots verify
      - run: mkdir staging && cp target/*.jar staging
      - uses: actions/upload-artifact@v3
        with:
          name: Package
          path: staging

書けたら右上からStart CommitでOKです。

そうすると、Githubによって自動でファイルを検知、CIを動かしてくれます。

image.png

無事成功しました。

image.png

アーティファクト(ビルドされたJarファイル)もここからダウンロードすることができます。

image.png

簡単ですね!

まとめ

Github Actions、簡単ですね。今回はビルドだけを試してみましたが、テストも拡充させていきたいですね。

使ったGithubリポジトリは以下です。ご参考です。
https://github.com/omix222/springboot30snapshottry

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