はじめに
日本語のSTUN/TURNに関わる情報が少ないので、書いてみました。
ここではあくまで、STUN / TURNを使いたい時のURIの文法を紹介します。
STUN / TURNのプロトコルを理解したい場合
以下を参考にしてください。
- そもそも STUN / TURN って何だっけ
- TURN周りのプロトコルについて
- TLS / DTLS、セキュリティ全般について
STUN
それぞれportは省略できます。
- UDPまたはTCP
stun:<host>:<port>
- TLS-over-TCP
stuns:<host>:<port>
TURN
クライアント-TURN間のプロトコル別URIです。
こちらもそれぞれportは省略できます。
プロトコルを指定する必要がないのであれば、?transport=XXX
も省略できます。
- UDP
turn:<host>:<port>?transport=udp
- TCP
turn:<host>:<port>?transport=tcp
- DTLS-over-UDP
turns:<host>:<port>?transport=udp
RFC7065には "in the future, DTLS-over-UDP"とあるので、この時点ではこの書き方も一応作っておいた、くらいなのでしょう。
- TLS-over-TCP
turns:<host>:<port>?transport=tcp