多くのネット上の情報では、プロビジョニングプロファイルの更新については画像入りで解説があって、簡単で「Edit」で更新すると、日付が伸びます。
証明書の更新も「Edit」で新しい証明書を選択して更新すればOKですが、古いプロファイルでコンパイルしたアプリは証明書の期限切れと同時にアプリは使えなくなります。
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問題は、公式のマニュアルも含めてそこで終わってます。
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クライアントにどう反映するのか、書いてないんです。
候補としては
(a) 何もしない
(b) 新しいプロファイルをダウンロード&インストール
(c) 新しいプロファイルを使ってコンパイルしなおしたアプリで更新
ということが考えられます。
#何もしない
(a) だめです。自動的にはクライアントは更新されません。
#新しいプロファイルを使ってコンパイルしなおしたアプリで更新
(c) これは確実にいけます。
ただ、証明書やプロファイルを管理している会社と、ipaをコンパイルする会社が同じならいいですが、「うぉー!明日で期限切れじゃー!」などという事態は、企業内のアプリでは容易に発生するわけで、いつでもコンパイルと配布が可能とは限りません。
#新しいプロファイルをネットからダウンロード&インストール
(b)なのですが、やってみると「まあ、うまくゆく」・・と微妙です。
iOS8以前なら、明示的にダウンロードしてインストールできたのですが、iOS8からプロファイルの期限が表示されません。 更に、押してもすぐにはインストールされずに何時間か経過した後に入った事になってるみたいなのはiPhoneをMacにつないでXCodeから確認できます。
例えば1000拠点に配布したiPhone端末について「リンクを押してください」と連絡するまではいいですが、全部が実行されたかどうだかわからないことを意味します。すべての端末をMacにつないでXCodeから確認することなどできません。
・・ここで終了です・・
きちんとした解決策がないです。
結局、コンパイルして配布しちゃうのが簡単ですが、世界はどう回ってるのかわからないです。