概要
Rails Girlsのコーチを初めてやってみて感じたことを、Girls向け・コーチ向けに書いてみたいと思います。
自己紹介
- Railsアプリ開発歴約5年
- コーチとしての参加は7thが初
- 8thにもコーチとして参加
Girls向け
重要なのはモチベーションと機材
参加されているGirlsを観察していて思ったのは、やはり重要なのは現時点のスキルではなくモチベーションだということでした。
ただ、せっかくモチベーションがあっても機材が使いづらかったりすると限られた時間で成果を得るのが難しくなってしまうので、可能なら新しいPC(できればMacBook)を持ってきていただけるといいのかなと思います。
その点、Cloud9が非常に使いやすいことが発見できたのは個人的な収獲でした(後述)。
フォローアップの重要性
Girlsの方のフォローアップのためにMoreというイベントが開催されているのですが、そこに継続的に参加される方はまだ少ないのが現状です。
プログラミングに限ったことではないのですが、一度きりのイベントだと色々なことを忘れてしまうので、是非Moreの方にも来てもらいたいなと思います。
コーチ向け
コーチ同士の会話から得るものがある
Rails Girlsのコーチになることのメリットの一つは他のコーチの方々とのコミュニケーションだと思います。
界隈で有名な方や十年近いRailsのキャリアを持っているような方もコーチとしていらっしゃるので、特に中堅の開発者の方々はそういった方々との会話から得るものが大きいのではないでしょうか(もちろん、打ち上げでお酒を飲むだけでも楽しいのですが)。
特にGirls向けの課題に対する意見やコメントも人によって随分違うなというのは実際にコーチをやってみるまでわかりませんでした。その違いから発見することも多かったです。
教えるということ
何かを理解することとそれを教えることはやはり別の事柄で、教えることで理解が深まるということがままあります。
Railsアプリ開発者としてのキャリアが短いような方でも、コーチとして参加することでRailsに関する洞察がさらに深まることと思います。
新しい発見
私は8thではWindowsとMacが混じったチームのコーチだったのですが、そこでCloud9を開発環境として使ったところ、思いの外使いやすくて驚いたということがあります。
Rails Girlsのようなイベントでないと使う機会がなかったと思うので、この機会に触れてよかったです。
雑談が楽しい
全く異業種の方や、テクノロジー企業の人事やバックオフィスの方とお話できるのは個人的にとても楽しかったです。ある種の異業種交流会ではあるのですが、みんな共通の目的(Railsアプリの作成)があるのでコミュニケーションしやすいというのも良い点かなと思います。
最後に
コーチ楽しいですよ!