概要
GitはGUIから使うよりコマンドラインから使う方が、ほとんどの場合に楽で効率的だと個人的には思うのです。が、そのためにはいくつかの準備が必要です。具体的には、可能な限りタイプ数を減らすことで、GUIを上回るような効率でGitを使うことができるようになると思います。以下ではその方法を説明します。
方法1:git
にaliasを設定する
git
とかいちいちタイプしてられないので、.bash_profile
やら.zshrc
やらに
alias g="git"
と書いておきます。
方法2:.gitconfig
にaliasを設定する
混乱しやすいですが、Gitは独自のaliasを設定できます。参考までに、私の.gitconfig
には
[alias]
a = add
f = fetch
l = log
ps = push
pl = pull
re = rebase
co = checkout
ss = status
br = branch
ci = commit
mt = mergetool
df = diff
という記述があります。
特に便利なのはco
で、タイプ数を6文字も節約できる上、使用頻度が高いので効率上昇に大きく貢献します。
方法3:hub
をインストールする
hubはgit
コマンドをラップしてGitHubへのアクセスを便利にしてくれるツールです。GitHub公式ですし、Gitを使用する上でGitHubにアクセスする頻度を考えると導入に値するツールといえるでしょう。
この記事が日本語記事としては新しいので、インストール方法等はそちらを参照してください。
まとめ
これらのちょっとした工夫で、コマンドラインでGitを使う効率は大きく向上すると思います。