参考
- New JavaScript Features That Will Change How You Write Regex
- あなたの知っている正規表現はもう古い！ 正規表現の新常識（ES2018編） - Qiita
↑の内容を元に試しただけという内容ですので、正しい情報が欲しい方は参考ページを見て、本記事は見なくても良いです。
自分の備忘録として投稿させていただきました。
間違っている箇所などあれば、コメントなどよろしくお願いいたします 
tl;dr
以下の機能が追加されるようなので試します
- s (dotAll) flag for regular expressions
- RegExp named capture groups
- RegExp Lookbehind Assertions
- RegExp Unicode Property Escapes
ちなみにすでにchromeでは動くので、babelなどを使わずそのまま実行していきます。
※2019/2/17現在
s (dotAll) flag for regular expressions
オプション無しのデフォルトでは、. (ドット)は改行文字にはマッチしないのですが、s オプションをつけることで改行にもマッチします
// sオプション無し -> false
/foo.bar/.test(`foo
bar`)
// sオプション有り -> true
/foo.bar/s.test(`foo
bar`)
RegExp named capture groups
マッチした文字列を連想配列みたいな感じで取れる。
const { year, month, day } = /(?<year>\d{4})-(?<month>\d{2})-(?<day>\d{2})/.exec('2020-03-04').groups
console.log(year, month, day) // 2020 03 04
↓のように groupsから値を受け取れます。
\kで使いまわすこともできる!
const re = /(?<dup>ABC)x+\k<dup>/.test('ABCxxxABC'); // true
replaceでも使うことができる!
console.log('War & Peace'.replace(/(War) & (Peace)/, '$2 & $1')); // Peace & War
console.log('War & Peace'.replace(/(?<War>War) & (?<Peace>Peace)/, '$<Peace> & $<War>')); // Peace & War
// 関数だとこうなる
const result = 'War & Peace'.replace(/(?<War>War) & (?<Peace>Peace)/, function(match, group1, group2, offset, string) {
return group2 + ' & ' + group1;
});
console.log(result); // Peace & War
RegExp Lookbehind Assertions
今まで先読みしかできなかったのですが、後読みの機能が追加されたようです。
console.log(/(?<=a)b/.test('ab')) // true
console.log(/(?<!a)b/.test('cb')) // true
以下のページも参考
情報ありがとうございます
RegExp Unicode Property Escapes
以下のページのreadmeを参考にしつついくつかサンプルを試してみました
※Number以外にもありますが、一番手軽に試せたのでNumberで確認しました。
// 半角の１
console.log(/\p{Number}/u.test(1)); // true
// 全角の１
console.log(/\p{Number}/u.test('１')); // true
// ローマ数字などの10進以外の記号を含む、Unicodeの任意の数字記号と一致
console.log(/^\p{Number}+$/u.test('²³¹¼½¾𝟏𝟐𝟑𝟜𝟝𝟞𝟩𝟪𝟫𝟬𝟭𝟮𝟯𝟺𝟻𝟼㉛㉜㉝ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦⅧⅨⅩⅪⅫⅬⅭⅮⅯⅰⅱⅲⅳⅴⅵⅶⅷⅸⅹⅺⅻⅼⅽⅾⅿ')); // true
\pを\Pとすると否定になるようです。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m