昨年の初夏に書いてずっと眠ってた下書きを今更投稿してみる
###読む人(ターゲット)
▶英語全然できないけど、英語論文読まなきゃいけない
▶英語論文と聞いただけでアレルギー反応が出
英語できる人は読まないでw
#大学院は英語論文を読むことは必須
学部生の時は日本語の論文だけで研究に支障ありませんでしたが、院に入ってから英語論文はどうしても読まないといけません。
私は、ジャンルでいうと情報系の大学院の社会科学系の研究室に所属していますが、海外論文はもちろん、国内の論文も英語で書かれているものがたくさんあります。
しかし...
私は学部生4年間英語から逃げてしまいましたw
だとしても研究の為に英語論文を読むことは必須です。
###よっしゃ英語論文読むぞー!!
論文を印刷し、筆記用具と辞書を準備して、さっそく英語の受験勉強のように、読んでみました。
けど要約を読む時点で...
あっもう無理、やっぱり英語無理だわ
とすぐに心が折れました
受験勉強のように読んでも時間がかかるし、やってやれません。
それでも英語論文から逃げる事はできないので、インターネットで色んな人たちの英語論文の読み方を見て、自分なりの方法をなんとなく確立させ、今はなんとかですが、読んでいます。
前置きは長くなりましたが、そこで私が今英語論文を読んでいる方法をまとめてみたいと思います。
#私の英語論文の読み方
##選定(←英語苦手な人にとってすごく大事だと思う)
当たり前ですが、論文を読む時、自分の研究あるいは興味のある論文をどんどん読んでいくと思います。僕も日本語論文だったら、興味あれば片っ端から読んでいくようにしています。
しかし、英語苦手な人にとって英語論文を読むという作業は、時間も体力もけっこう使います。
ですので、気になる論文がある場合は、まずabstract(要約)見てみましょう。(実際の英語の読み方は下で説明している)そして研究に関係ありそうか、もっと知りたいか、感覚で選んで、絞ってしまいましょう。
日本語論文でもこの作業は当たり前ですが、**英語が苦手な人にとっての英語論文はこの選定作業がめっちゃ大事だと思います。**たくさん読む体力はないので。
もちろん英語に慣れていけば読む論文の数をどんどん増やしていくべきだと思います!
##じゃあどうやって英語読むか
これはよく言われている事だと思いますが、論文を読む順番とどこを翻訳機能に頼り、どこは自分で読むか決めて読むべきだと思います。
翻訳機能にすべて頼ってしまうと、英語論文がいつになっても読めるようにはならないので、私はせめてabstractと結論は自分で頑張って読むようにしています。
以下は私の読む順番です。
abstract (自分で頑張って読む)
▼ (興味ない関係ない論文だったら、やめる)
結論(自分で頑張って読む やる気出ないときは翻訳機能)
▼ (読みたいと思ったら、引き続き読む)
内容(翻訳機能)
という形で読んでいます。
翻訳機能は、shaperを利用しています。
PDFの論文などからそのままコピペして翻訳機能に持っていくと、どうしても段ずれを起こしてしまい、正しく翻訳されません(逆に今は段ずれが起こらなければ、ほぼ正しく翻訳されます。テクノロジーの進歩凄い)
このように私は翻訳機能も活用させつつ、大嫌いな英語論文を読んできました。
shaperの製作者には感謝いっぱいですm(__)m
#おわりに
以上が英語苦手な私の英語論文との戦い方でした。
あくまでもこれは私のやり方で色んな考え方があるので、色々試してみて、自分なりのやり方を確立させましょう!
あと、せっかくこんなテクノロジーが発達して、便利な時代になったので、辞書片手に真っ向勝負を挑むのは、英語苦手な人は絶対にやめましょう
いつか英語論文辞書なしですらすら読めるようになりたい!!!
みなさんの英語論文の読み方、おすすめ、ご意見ありましたら、ぜひコメントお願いします
追記(2021.3.17 修士1年がそろそろ終わりそう)
このやり方でやってみて、今は少しだけ英語論文が読めるようになった上に、英語論文のアレルギーがなくなっていきました。英語のツイッターをフォローして、英語を普段から読むようにすれば、英語への苦手意識はなくなったような。
後は自分の専門の論文なら、構成やよく出てくる単語が分かってきたので、なんとなく読めるようになっていきました。引き続き頑張ります!