はじめに
更新系APIのタイムアウトで発生する課題を整理するために架空の更新系APIの仕様をまとめる。
実際には存在しないAPIだが、更新系APIを一般化したつもり。
プロトコル
- HTTP or HTTPS
- POST,SOAP,JSONをイメージ
通信要件
- パブリックインターネット,LAN,Private IP-NWをイメージ
- サーバ間通信(つまりクライアントはブラウザではない)
リクエストの種類
No |
状態 |
説明 |
備考 |
1 |
更新リクエスト |
|
Authorization request |
2 |
取消リクエスト |
|
Cancel request |
3 |
参照リクエスト |
サーバ側の状態は遷移はしない |
Query request |
4 |
ファイルリクエスト |
照合ファイルを返却する |
Reconciliation file |
サーバの状態遷移図
クライアントの状態遷移図
状態の説明
No |
状態 |
説明 |
備考 |
1 |
初期状態(null) |
更新リクエストが発生する前の状態 |
|
2 |
処理済み |
正常に更新処理が行われた状態 |
|
3 |
不明 |
更新リクエストのレスポンスが未受信の際のクライアントの状態 |
クライアントのみ発生する状態 |
4 |
取消 |
更新リクエスト自体がなかったものとする |
ここでは、取消を取消して処理済み状態に戻せないものとする |