Blueskyのサービス登録が招待制からオープンになりました。
です。
日本語資料は
などから辿ることができます。
企業アカウントが登録する際の注意点など。
アカウントとアプリとサーバ
bsky.app で見えているものは公式アプリ的な位置づけです。
サーバサイドは登録時に選択することができ、公式から個人などで建てた非公式サーバに登録、接続することもできます。
bsky.app 以外のBlueskyクライアントやサイトなどでも同じアカウントで利用することができます。アプリ別のパスワードが発行できるので、そちらを使うことをお勧めします。
サーバ間は現在未接続なので個別の登録が必要です。同じ管理サーバを利用していれば共通IDで利用できる形になるのかもしれません。
ハンドル
Blueskyのアカウントは2種類あり、恒久的に利用されるのはw3cのdidで変更できません。見える形のものはハンドルで変更可能です。
ハンドルは基本的にサーバ名のサブドメインのような形で割り振られますが、自由に割り振ることもできます。
現在の bsky.app のサーバのハンドルは bsky.social がつく形になっています。
将来的には複数サーバに分散される形になるので、bsky.social のアカウントをおさえるのはそれほど重要なことではないのかもしれません。必要ならなりすまし防止程度に取っておくこともできますが、有名アカウントはあらかじめ運営側で管理する形になっているので該当企業なら連絡してみてもよいでしょう。
なりすまし防止
個人ならこのままでもよいのですが、ドメインで企業であるとわかる形にするにはドメイン認証を利用して企業ドメインまたはサブドメインに変更することをおすすめします。サブドメインを利用することで複数アカウントをわかりやすくすることもできます。
公開済みのサイトからリンクを張ることも初段のなりすまし防止には必要です。
ハンドルの変更
BlueskyのWeb画面から設定画面を開くと「高度な設定」の中に「ハンドルを変更」があります。
「自分のドメインを持っています」を開きます。
@ の後ろにドメイン名、またはサーバ名を入力します。
- DNS Panel
- No DNS Panel
2つの選択肢があります。DNSを触れる場合はDNS Panel、触れない場合は No DNS Panel でWebサイトに認証情報を追加する形になります。認証に使うdidはBlueskyのIDです。公開しても問題ありません。
DNS Panel ドメイン認証
アカウントごとに所有するドメインから自由に振ることができます。
複数アカウントを想定している場合はサブドメインなどで運用します。
国際化ドメイン名には対応していないかもしれません。
使いたいドメインの下に _atproto という名前を追加し、TXT レコードに表示されているdidを記述します。
例:
Host:
_atproto
Type:
TXT
Value:
did=did:plc:6u57tson3qso6kedjywa4mie
_atproto.okome.dev.jp の TXT レコードに "did=did:plc:6u57tson3qso6kedjywa4mie" を追加します。Aレコードなどはなくていいです。
DNSに追加後、Verify DNS Record で確認します。変更前に押すといろいろ遅れるのでやめたほうがいいです。失敗した場合はキャッシュ保持時間経過後に再度確認してみるのがよいかもしれません。
No DND Panel Webサーバに登録する
Webサーバの場合も基本的に同じで指定したURLの場所にdidを記入したファイルを配置します。
サブドメイン/サーバ名を利用したい場合はサブドメインのURLでアクセスできるWebサーバが必要です。
AT Protocol
BlueskyのAPIは AT Protocol という形で公開されています。
https://atproto.com
https://docs.bsky.app
atproto.com が以前からある方で、 docs.bsky.app が新しい方かな GitHub でもコードが公開されています。