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WoTとCHIRIMENについて

この記事は、 大阪工業大学 Advent Calendar 2021の6日目の記事です。
(大阪工業大学 Advent Calendarは)初投稿です。
せっかくなので私が研究している分野であるWoTと使用しているCHIRIMENについて書いてみようと思います。

WoTとは?

今回WoTについて2つのことを覚えていってください。

1つ目が「"World of Tanks"の略ではない」ということです。

WoTとは、Web of Thingsの略で「モノのWeb」という意味です。IoTはInternet of Thingsの略で「モノのインターネット」という意味なのでその派生形だと思ってください。

※WoTについて詳しく知りたい人は"WoT"で検索するのではなく"Web of Things"で検索してください。そうしないとトップに"World of Tanks"の攻略記事しか出てこないので…

2つ目が「WoTとは一体何なのか?」ということです。

IoTでは、様々なモノ同士がインターネットを介して接続されますが、モノ自体がIPアドレスを持っていたり、モノがIPアドレスのある機器に接続されることで機能しています。

一方、WoTでは、異なるベンダーで開発され、互換性の無いIoT機器(=モノ)に対し、既に広く普及している既存のWeb技術(HTMLやJavascript、JSONなど)により橋渡しをすることでIoTのサービスやアプリケーションの提供を行うことを目指しています。
簡単にいえば、スマートスピーカーを使用してIoT家電などを操作するときに対応機種以外で操作できないのは不便だよねという問題をWeb技術で解決しようということです。
WoTとは.png

また、WoTはWebの標準化団体「W3C」によって提唱され、標準化に向けた議論が行われており、世界的に浸透しているWebの標準技術を利用するため、ベンチャー企業なども多種多様なサービスを創出できることがメリットであるといわれています。

CHIRIMENとは

CHIRIMENとは、JavaScriptでGPIOやI2Cの制御が可能なプロトタイピング環境です。

CHIRIMENは、Raspberry Piやmicro:bitなどで使用可能で、それぞれのピンにGPIOやI2Cの電子パーツを接続することでそれらの直接制御が可能です。
また、CHIRIMENには、Webブラウザを使用するWebブラウザ版とNode.jsを使用するNode.js版の2つの方法があり、主な違いは以下の通りです。

  • Webブラウザ版

    • Raspberry PiにCHIRIMENのOSイメージをインストールすることで使用可能。
    • WebブラウザのJavaScriptからGPIOやI2Cの制御が可能。
    • センサーで測定した値はWebブラウザに出力される。
    • IoT初心者のプログラミング学習に向いている。
  • Node.js版

    • Raspberry PiにNode.js環境を構築することで使用可能。
    • Webブラウザを使用せずにJavaScriptからGPIOやI2Cの制御が可能。
    • センサーの動的な処理が可能。
    • IoTやWoTシステムの設計に向いている。

この記事を読んでCHIRIMENについて興味を持った人は"CHIRIMEN OPEN HARDWARE"を参照してみてください。また、私が書いているNode.js版のCHIRIMENの利用方法についての記事がここから読めるのでよければ読んでみてください。

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