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JMeter入門(2) 実行編

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目的

今回はJMeterを使って負荷テストを実行してみます
負荷テストを行うサイトはPC内に構築したテストページを使用しています

JMeter設定

テスト計画

JMeterを起動した画面でテスト計画を設定することが出来ます
今回は**"jmeter_test"**としています

テスト1.png

スレッドグループ

スレッドグループではこのテストでどれくらい負荷を掛けるか設定が出来ます

左のメニューから作成したテスト計画名の部分を右クリックし
[追加] > [Threads (users)] > [スレッドグループ]
の順で選択します

テスト2.png

名前、コメント

今回は次のように記入

  • 名前:「index.htmlに対して1分間に10000アクセス」
  • コメント:「同時接続数100」

スレッドプロパティ

  • スレッド数:100
    JMeterが生成するクライアント数(要するに仮想ユーザー数)
  • Ramp-Up期間(秒):20
    何秒間で全スレッドを生成するか指定する
    「スレッド数:100」「Ramp-Up期間(秒):10」にした場合、1秒で10個のスレッドが生成され実行される
    「Ramp-Up期間(秒):0」にした場合、全てのスレッドが同時に生成され実行される
  • ループ回数:100
    各スレッドが実行シナリオをループする回数
    有限回で修正したい場合は「無限ループ」のチェックを外し、回数を指定する

テスト3.png

テストシナリオ

各スレッドにどういったテストをさせたいか設定します

左のメニューのスレッドブループ名を右クリックし
[追加] > [サンプラー] > [HTTP リクエスト]
の順で選択します

テスト4.png

HTTPリクエスト設定

  • 名前:index.html (とりあえずテスト対象のページ名)
  • Webサーバ
  • サーバ名またはIP:localhost
    対象のページのIPまたはホスト名を入力する
  • ポート番号:80
  • HTTPリクエスト
  • プロトコル:http
  • メソッド:GET
  • パス:/jmeter_test/index.html

テスト5.png

テスト結果

テスト結果を得るための設定をします

左のメニューのスレッドブループ名を右クリックし
[追加] > [リスナー] > [結果を表で表示]
の順で選択します

テスト6.png

もうひとつ設定をします

左のメニューのスレッドブループ名を右クリックし
[追加] > [リスナー] > [統計レポート]
の順で選択します

テスト7.png

これで一通りの設定は完了です

テスト実行

テストを実行するにはGUIメニュー上にある、緑の三角を選択してください

テスト8.png

選択するとテストが実行されます
テストが実行されると、画面右上の数値が動きます。
この数値が(0/スレッド数)で停止したら完了です

テスト9.png

テスト結果

テスト結果はテスト実行中にリアルタイムで確認可能です

上で設定した、[結果を表で表示]と[統計レポート]を見ると以下のように表示されます

テスト10.png

テスト11.png

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