この記事について
- 以下の書籍の読書メモです
アジャイルデータモデリング-組織にデータ分析を広めるためのテーブル設計ガイド
適合ディメンション
- 複数のファクトテーブルで、共通して使用されるディメンション
ディメンショナルマトリックス
- アジャイルなDWH構築プロジェクトでは、以下のディメンショナルマトリックスを作成するところからスタートする
- ビジネスプロセス(行名)とディメンション(列名)を表形式に整理することで、適合ディメンション、非適合ディメンションを整理する
- イメージは以下のとおり
従業員 | 仕入先 | 再販業者 | 運送業者 | 部品 | 製品 | 製造工程 | 試験 | 工場 | 倉庫 | 店舗 | 契約方法 | 配送方法 | |
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製造計画 | ✓ | ✓ | |||||||||||
調達 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ||||||
部品在庫 | ✓ | ✓ | |||||||||||
製造 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ||||||
製品在庫 | ✓ | ✓ | |||||||||||
出荷 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
イベントマトリックス
- ディメンショナルマトリックスをより詳細に整理したもの
- イベントの発生順に1行1プロセス(プロセスシーケンス)を記入し、列として「誰が、何を、どこで、なぜ&どうやって」の順に書いたもの
顧客 | 従業員(RP) | 運送業者 | 製品 | 販売地域 | 配送先住所 | 倉庫 | プロモーション | 注文ID(DD) | 配送方法 | |||||
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誰が | 何を | どこで | なぜ&どのように | |||||||||||
顧客の注文 | * | ✓ | ✓ | ✓ | * | ✓ | * | |||||||
倉庫作業員が製品を出荷する | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
- RP:ロールプレイング・ディメンション
- 一般化したディメンション名
- DD:退化ディメンション
- テーブルとしてはモデリングされないディメンション