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Github Actions を API から実行する

Last updated at Posted at 2019-12-28

背景

ある workflow から別の workflow を起動したくなることありますよね。
最近では circleci がようやく workflow(circleciではworkflowも含む概念としてpipelineといいますが) を起動するAPI v2がGAになりました。

Github Actions では repository dispatch event API を利用することで、任意の actions を実行できるようになりますのでご紹介します。

repository dispatch event とは

から作成できます。
以下の2つのパラメータを指定することができます。

  • event_type
    • 必須
  • client_payload
    • 任意のjsonを指定できます

こんな感じで手元から試すことができます

$ curl -vv \
    -H "Authorization: token ${{ secrets.REPO_GITHUB_TOKEN }}" \
    -H "Accept: application/vnd.github.everest-preview+json" \ 
    "https://api.github.com/repos/okitan/actions-sandbox/dispatches" \
    -d '{"event_type": "build", "client_payload": {"hoge": "fuga"}}'

repository dispatch event を受け取る action

です。
12月28日現在、types(event_typeを指定する機能のことと予想)はサポートしてないとドキュメントに書いてありますが、普通にtypesでfilterしてくれるようになってます。

Communityのproposalにも返答ないみたいだし、つい最近実装された機能なのでしょうか?

こんな感じで repository_dispatch を使うとよいと思います。
こうすることで、普段のactionsを簡単にAPI経由で起動できるようになって非常に便利だと思います。

ただし master ブランチに対して event が発行されてしまうので、 branch に対して実行するには、client_payload を使って branch を指定しておいて checkout を頑張るとか工夫が必要になります。

name: build

on:
  repository_dispatch:
    types: [build]
  push:
    branches:
      - master

event_type にアクセスする

types で filtering できるために多くの場合不要かと思うのですが、
以下のように何故か action という名前で取得できます。

  steps:
    - run: echo "${{ github.event.action }}"

client_payload にアクセスする

普通に github event context から取得できます。

  steps:
    - run: echo "${{ toJSON(github.event.client_payload) }}"

repository dispatch event を簡単に送る Github Actions

そもそも、なくてもまぁ curl 叩くだけなのでそんなに難しくはないとは思いますが、あるものは使ったほうが楽になるので、使うといいと思います。

まとめ

repository dispatch event を利用することで、
外部システムからのAPI連携以外にも、
github actions内から動的なworkflowの制御ができるようになります。

よりはかどりますね。

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