1.はじめに
Alteryx の「レポーティングツール」を使って見積書を作りPDF出力してみました。
2.出力結果
2.ワークフロー
まずは全体像です。
やっていることは主に文字やデータを「フィールド付加」ツールで結合し、「レイアウト」ツールでレコードを結合してパーツをつなげてます。
2.1 御見積書~件名までのフロー
①「テキスト入力」では宛名と件名を入力し、「レポートテキスト」ツールで宛名、下記の通り~の文章と件名を作成
②上側の「画像」ツールは会社のロゴ画像と会社情報を上記と同様に作り、下側の「画像」ツールは印鑑用の画像を挿入し、会社ロゴ&会社情報パーツと結合
③宛名&件名パーツと会社ロゴ&会社情報&印鑑用パールを「レイアウト」ツールで「水平方向」につなげ、できあがったパーツの下に件名を結合し、パーツの上側に「御見積書」の文字と日付を結合
2.2 合計金額と商品一覧の表のフロー
合計金額と商品一覧の表のフローです。
①「テキスト入力」では商品名、数量、単価を入力し、「フォーミュラ」ツールで「金額」の列を作る
②「集計」ツールの部分では小計、消費税、合計を計算する
③「テーブル」ツールで合計金額と商品一覧の表を作成
これで、合計金額と商品一覧の表が完成です。
表の色はデフォルト設定のままですが、好きな色に変更も可能です。
2.3 パーツ結合~御見積有効期限まで
パーツ結合~御見積有効期限までのフローです。
①御見積書~件名までパーツと合計金額パーツを結合
②合計金額と商品一覧との間にスキマを作りたかったので、線なしのテーブル結合
③商品一覧の表を合計金額の下に配置し、「レポーティング」ツールで御見積書有効期限を挿入
これで、御見積有効期限までが完成です。
2.4 特記事項を結合してPDF出力のフロー
①1x1のテーブルに特記事項を挿入
②御見積書~御見積書有効期限までのパーツと特記事項テーブルを「垂直方向」につなげ、「レンダリング」ツールでPDF出力
これで、PDF出力完成です。
3. おわりに
Alteryxでレポーティングツールを駆使してPDF出力する例を紹介しました。
テキスト入力の部分をマクロ入力に変更して、フローをマクロとすればPDF出力ツールになるので便利ですね!
ご参考になればと思います!