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Alteryxで項目ごとにグループ番号を付与する

Last updated at Posted at 2022-12-19

1. はじめに

Alteryxで項目ごとにグループ番号を付与するフローを作りました。
画像1.png

2. ワークフロー

まずは全体像です。
画像2.png

マクロ(青い丸)のフローです。
画像3.png

2.1 全体像の説明

画像4.png

①インプットデータ
今回はポケモンの新作ゲームに登場するポケモンのデータを使用

②インプットデータ
「名前、分類、タイプ、特性」の順に4項目を1グループとしたいので、グループの先頭となる「名前」を先頭カラム名としてセット

③マクロ
マクロで処理をすると「group_ID」という列が追加される

④クロスタブツール
クロスタブツールでデータを横持ちにする

⑤閲覧ツール
データ整形の完成!!!

2.2 マクロの説明

画像9.png

①マクロ入力ツール
2.1 全体像の説明の①インプットデータが入る

②セレクトツール
項目とデータの列は文字列なので、型は「V_Wstring」、サイズは「1073741823」にセット
画像10.png

③レコードIDツール
後の処理でデータの順番が混ざらないようにレコードIDを追加する

④フィルターツール
「項目」列から「名前」というレコードをTrueへ、それ以外のレコードをFalseへ分ける
画像11.png

⑤コントロールパラメータとアクションツール
コントロールパラメータには2.1 全体像の説明の②インプットデータが入る
アクションツールを図のような設定にする
※インプットデータが④フィルターツールの「名前の欄」に設定することができる
※今回は「名前」をグループの先頭に指定しているが、他の項目でも対応可
画像12.png
[#1]はインプットデータの「名前」が入る
画像15.png

⑥フォーミュラツール
「名前」というレコードをグループの先頭にしたいので、dummy列を追加し「1」を設定する

⑦レコードIDツール
名前のレコードに1から番号を追加する

⑧フォーミュラツール
「名前以外」のレコードにdummy列を追加し「2」を設定する

⑨ユニオンツール
⑦と⑧のレコードを結合する

⑩ソートツール
RecordID列を昇順、dummy列を昇順に並び替える

⑪複数行フォーミュラツール
「group_ID」にデータがなければ、「1つ上のgroup_IDのデータ」を設定
「group_ID」にデータがあれば、そのまま
というif文を書く
画像16.png

⑫セレクトツール
必要のない列を消してマクロの処理は完了!!!

おわりに

Alteryxで項目ごとにグループ番号を付与するフローをご紹介しました。
よく使うフローはマクロにすると呼び出すだけなので楽ちんですね。

参考

ポケモンのデータ

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