概要
Raspberry Pi 3B で、Minecraft 1.12.2 を動かしたので、その備忘録になります。
なお、ほぼ下記の記事を整理しているだけです。
原文もあわせて参照ください。
How to setup Minecraft 1.12.1 on Raspberry Pi 3
手順
1. システムのアップデート
sudo apt-get update && sudo apt-get -y upgrade
2. GL Driverの有効化
下記のConfigユーティリティを開き、「Advanced Options」を選択し、「GL Driver」を選択してから「Enable」を選択し、最新のユーティリティで「GL(Full KMS)」を選択する。
sudo raspi-config
3. OpenAL Audio & glxgears demo のインストール
sudo apt-get -y install libalut0 libalut-dev && sudo apt-get -y install mesa-utils
4. glxgearsを使ってテスト
60fps出ていることを確認する。
glxgears
5. Minecraftのダウンロード
mkdir ~/Minecraft; mkdir ~/Minecraft/Natives; cd ~/Minecraft && wget https://s3.amazonaws.com/Minecraft.Download/launcher/Minecraft.jar
6. ランチャーの起動
下記のコマンドでランチャーを起動する。
cd ~/Minecraft && java -jar Minecraft.jar
その後、下記の手順で1.12.2をダウンロードする。
- メールとパスワードでログイン
- 「プロファイルを編集」をクリックし、「1.12.2」を選択し、「プロファイルを保存」を行う
- Playクリックして、ゲームをインストールする
- その後、エラーが表示されます(想定通り)
- ランチャーを閉じる
7. ライブラリのダウンロード
cd ~/Minecraft/Natives && wget https://www.dropbox.com/s/4oxcvz3ky7a3x6f/liblwjgl.so && wget https://www.dropbox.com/s/m0r8e01jg2og36z/libopenal.so
8. OptiFine
をダウンロード
https://optifine.net/downloadsより、 OptiFine 1.12.2 HD U C9.jar
をダウンロードする。
9. OptiFine
のインストール
- ダウンロードしたフォルダに移動して、下記のコマンドを実行する。
- インストール処理を行う。
java -jar OptiFine_1.12.2_HD_U_C9.jar
10. Minecraftを実行
- ランチャーの起動
- OptiFine profile になっていることを確認の上、Playする。
- クラッシュする(想定通り)
cd ~/Minecraft && java -jar Minecraft.jar
11. スクリプトのダウンロード
下記のコマンドから、スクリプトをダウンロードする。
cd ~/Minecraft/ && wget https://www.dropbox.com/s/trsel8nhan34b8q/runOptifine1_12_2.sh && sudo chmod +x runOptifine1_12_2.sh
12. runOptifine1_12_1.sh を変数
下記の内容を自分の情報に書き換える。(自分はこれをやってないけど、動いたな)
- MINECRAFT_LOGIN
- MINECRAFT_USERNAME
- MINECRAFT_PASSWORD
13. スクリプトからMinecraftを起動
ターミナルから、下記のコマンドを叩くことで、Minecraft1.12.2が起動する。
/runOptifine1_12_1.sh
なお、自分は起動時に解像度を下げていなくて、フリーズしました。
再起動後、下にあるように解像度を下げて起動したら、問題なく動いた。
xrandr --output HDMI-1 --mode 1280x720
注意事項
- フルスクリーンにするとクラッシュするらしいです。
- (Lan公開して)マルチプレイしたらクラッシュしました。
追記(未検証)
一発で動きそうなスクリプトを書いている人がいました。
こっちのほうが楽かも。