EC-CUBE4では環境変数でデバッグモードに切り替えることができます。
本番環境
APP_ENV=prod
APP_DEBUG=0
開発環境
APP_ENV=dev
APP_DEBUG=1
しかし本番環境の環境変数を変更してデバッグモードを利用するとエンドユーザからのアクセスでもデバッグモードとなってしまいます。
デバッグモード用の index.php
を用意する
EC-CUBE4でもEC-CUBE3の index_dev.php
のような役割のファイルを作れます。
index.php
をコピーして適当な推測されにくいファイル名のファイルを作成します。
cp index.php tekitou_na_suisoku_sare_nikui_file_name.php
作成したファイルの37行目付近に環境変数から $env
と $debug
を設定している処理があるので、それぞれ dev
, 1
を代入する処理に書き換えます。
vi tekitou_na_suisoku_sare_nikui_file_name.php
--- index.php 2018-09-17 00:02:26.000000000 +0900
+++ tekitou_na_suisoku_sare_nikui_file_name.php 2018-12-03 04:34:29.000000000 +0900
@@ -34,8 +34,8 @@
}
}
-$env = isset($_SERVER['APP_ENV']) ? $_SERVER['APP_ENV'] : 'dev';
-$debug = isset($_SERVER['APP_DEBUG']) ? $_SERVER['APP_DEBUG'] : ('prod' !== $env);
+$env = 'dev';
+$debug = 1;
if ($debug) {
umask(0000);
このファイルからアクセスすると強制的にデバッグモードとなります。
必要がなくなればファイルは消しておきましょう。
rm tekitou_na_suisoku_sare_nikui_file_name.php