去年秋頃に同じ内容の記事がありますが、今日やってみたら細かいワークアラウンドが不要となっていたので、2017年4月版としてメモを残しておきます。
前提条件
- Homebrew 導入済み
-
brew update
実行済み
-
- macOS Sierra 10.12.3
- xcode 8.3(8E162)
-
xcode-select --install
実行済み
-
pyenv のインストール
$ brew install pyenv
~/.bash_profile の先頭に以下の行を追加。
~/.bash_profile
eval "$(pyenv init -)"
python3.5 のインストール
$ pyenv install 3.5.3
$ pyenv global 3.5.3
pyenv install 時に zlib がなくてエラーになる場合は、xcode-select --install
が実行されていないので、実行してインストールします。
シェルを開き直す
.bash_profile の変更を反映させるため、ここで一度シェルを終了し、開き直しましょう。
python 3.5を選択し、バージョンチェック
$ python -V
Python 3.5.3
OpenCV3 のインストール
$ brew install opencv3 --with-python3
pyenv から使えるように、リンクを貼る
OpenCV3 のインストールパス配下にある cv2.cpython-35m-darwin.so に対してシンボリックリンクを貼ります。
インストールパスは brew install
後の Caveats に出てきます。私が試した時点でのインストールパスは /usr/local/Cellar/opencv3/3.2.0
でしたので、次のコマンドを実行しました。
$ ln -s /usr/local/Cellar/opencv3/3.2.0/lib/python3.5/site-packages/cv2.cpython-35m-darwin.so .pyenv/versions/3.5.3/lib/python3.5/site-packages/
numpy のインストール
$ pip3 install numpy
動作確認
$ python
Python 3.5.3 (default, Apr 4 2017, 19:19:54)
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 8.1.0 (clang-802.0.38)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import cv2
>>> cv2.__version__
'3.2.0'
以上です。