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基本情報技術者試験の合格に向けて(当日の心得)

Last updated at Posted at 2017-09-24

はじめに

この世界には、「情報処理技術者試験」なるものが存在します。
情報系の国家試験です。合格すると立派な証書がもらえます。
詳細は公式HPをご覧ください。→ ( https://www.jitec.ipa.go.jp/ )

私は2017年4月に基本情報技術者試験 (以下、FE) を受験し、合格しました。
来る2017年10月には、応用情報技術者試験 (以下、AP) を受験する予定です。

そこで、試験合格のためにやるべきことを整理し、
この場に共有しておきたいと思います1
ほとんどの事項は、FE だけでなく AP にも適用できるはずです。

なお、本記事に書かれた内容のほとんどは私の主観です。
本記事の内容を実践する場合は、自己責任でよろしくお願いします。

試験対策の勉強は十分に実施したという前提で、
試験に向けて意識すべきだと思うことは以下の3つです。

  1. 早寝早起き
  2. 昼食は控えめに
  3. 粘る

それぞれについて説明していきます。

1. 早寝早起き

FE受験者の朝は早い…
FE合格のために最も重要なことは、「早起き」であろう。
FEを「基本情報早起き試験」と呼ぶ人もいる2くらいだ...

[2017/09/24: 追記]
「起床情報技術者試験」と呼ぶ方もいらっしゃいました。
[追記ここまで]

そこで、試験前の金曜日からリズムの調整をすることを提案します。
以下に例を挙げます。これは私の行動予定でもあります。

金曜
・23時までには寝る
土曜
・6時までには起きる
・証明写真を受験票に貼る (忘れがち)
・昼寝をしない(←重要)
・翌日の朝食・昼食を準備しておく
・23時までには寝る
日曜 (試験当日)
・6時までには起きる
・朝食を摂る
・受験票、時計、筆記用具の確認
・8:30 までには会場に到着するように出発する

土曜にお昼寝をしてはいけません。
お昼寝をすることで夜に熟睡できなくなり、
翌日の朝がきつくなります。
そしてそのまま午後まで眠気を引っ張って、
試験当日のパフォーマンスは最悪になるでしょう。
土曜のお昼寝は試験の敗北を意味します。我慢です。

また、当日の朝に焦らなくていいように、
試験前日に当日の食事の準備をしておくと良いでしょう。

2. 昼食は控えめに

人間は、ごはんを食べると眠くなります。
しかし、ごはんを食べないと頭が働きません。
人間… なんと哀れで悲しい生き物なのでしょうか…

FEの午後試験の時間帯は、13:00〜15:30です。
早起きをして、午前の試験を受けて、お昼ごはんを食べて、
そこに追い打ちをかけるように、専門用語だらけの文章題が出題されます。
睡魔対策は、午後試験の肝になると言っても過言ではありません。

そこで、お昼ごはんです。
ごはんを食べると眠くなる原因は諸説ありますが、

・満腹になると眠くなる
・炭水化物を摂りすぎると眠くなる

ということが広く言われています。一方で、

・糖分が不足すると脳が働かなくなる

という話も耳にします。
以上のことから、
「炭水化物(糖質)をかる〜く摂取する」
くらいがちょうどいいと考えられます。
ちなみに、4月受験時の私の昼食は
「クリーム玄米ブラン、リポビタンD、飴玉」
のような感じだったと思います(うろ覚えですが…)。

必要な食事量に関しては個人差が大きいと思うので、
自分の体と相談しながら適切な量を摂取しましょう。

3. 粘る

精神論っぽいですが、実際に効果はあります。
特に、午前試験は直前まで点数が伸び続けます。
試験開始まで時間の許す限り、テキストや問題集を見直しましょう。
その中から2問くらいは出るかもしれません。

また、試験中も粘りましょう。
まったくわからない問題も、消去法で選択肢を絞りましょう。
すべてが4択から3択に変わるだけでも、点数の期待値はあがります。
あり得ない選択肢を消去して、正答確率を少しでもあげるべきです。

その他のアドバイス

午前

見直しを効率的に実施するために、
見直しが必要と感じた問題にはチェックをつけながら解きましょう。

特定の問題に時間をかけすぎないようにしましょう。
午前問題は、簡単だろうが難しかろうが、すべて1問1.25点です。
考えてもわからない問題は後回しにして、確実に取れる点を取りましょう。
ただ、計算問題は少し時間をかけてもよいかもしれません。

マークの記入欄にズレがないか、定期的に確認しましょう。
これはマーク式の試験全般で大切なことです。
10問おきに確認するなど、自分の中で基準を決めておくとよいでしょう。

時間が足りる人は、時間を気にしすぎず、いつもどおり解いてください
時間が足りない人は、時間配分に注意しましょう。
1問あたり1分30秒〜2分が目安です。
20問を30分で解くことができれば、80問を2時間で解くことができます。
そうすれば、残りの30分で見直しができます。
20問解くたびに時計を見るようにするといいかもしれません。

午後

昼休みは徹底的に休むことをオススメします。
午後問題は、テキストを眺めても点数はあがりにくいです。
それよりも、試験中に眠くならないようにゆっくり休みましょう。

午後問題は、解く順番を変える工夫をすると良い場合があります。
先程も書きましたが、午後は食後&長文のために睡魔との戦いになります。
アルゴリズムとプログラミング (ともに必須) は、頭が働かないと解けません。
そこで、私の場合は以下のような順番で解きました。

例 : アルゴリズム→プログラミング→セキュリティ→それ以外
・元気なうちに、得意分野を解いておきたい
・元気なうちに、頭を使う単元を消化しておきたい

あなたにあった順番で解くことをオススメします。

また、午後は午前よりも圧倒的に時間がシビアです。
時間配分を間違えると取り戻せないので、こまめに時間を確認しましょう。
以下は、午後の時間配分の一例です。2時間15分で完了する計算です。

問題番号 選択/必須 分野 時間
1 必須 セキュリティ 15分
2 ~ 7 4問選択 いろいろ 各15分
8 必須 アルゴリズム 30分
9 ~ 13 1問選択 プログラミング 30分

まとめ

長くなりましたが、1文でまとめると
「早起きして、お昼ごはん少なめにして、ギリギリまで粘りましょう。」
ってことです。合格目指して頑張りましょう!


  1. 本記事は自分用のメモとする目的が強いです。 

  2. 私を含めて、1人以上の存在を確認しています。 

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