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Azure DevOps

MS(Microsoft) が VSTS(Visual Studio Team Services) をリブランドして、Azure DevOps というサービスにしたそうです。
DevOps まわりのツールがひとまとめになっていて結構便利そうな感じですので、ちょっと見ていきたいと思います。

そもそも VSTS って何だったのか

VSTS は Visual Studio Team Services といい、元々 Visual Studio という MS の開発ツール群をチームで使っていくためのプラットホームでした。
おおまかには Azure DevOps と変わらない機能を提供していましたが、MS が Github を買収したことによりどう統合していくかが話題になるようなものでした。
で、その結果が Azure DevOps というところなのだと思います。

VSTS

今は、VSTS のページに行くと、Azure DevOps に刷新されましたとなっていて、VSTS はもう使えません。

Azure DevOps の概要

ということで、Azure DevOps の概要です。

1.Azure Boards

「かんばんボード、バックログ、チームのダッシュボード、カスタム レポートを使用した強力な作業追跡。」が実装されてるらしいです。
Trello っぽい機能プラスアルファを提供しています。
かんばんボードで見える化ですね。

2.Azure Pipelines

「あらゆる言語、プラットフォーム、クラウドで機能する CI/CD。GitHub や任意の Git リポジトリに接続し、継続的にデプロイすることができます。」とのこと。
あらゆる言語???
Node.js、Python、Java、PHP、Ruby、C/C++、.NET、Android、および iOS アプリ
こんな言語らしいです。なんか、あらゆる言語というには・・・ごほごほ・・・
golang は意図してない感じですかね。。。
OSS用だと10並列までの並列ジョブが時間制限なしに使えるって、何その大盤振る舞いって感じですが、通常でも1つのジョブで1か月あたり 1,800 分まではビルド時間が無料のようです。circleci では、1,000 分までビルド時間が無料なので、このあたりは対抗してる時間設定のようですね。

3.Azure Repos

「クラウドでホストされたプライベート Git リポジトリを無制限にプロジェクトで使用。共同のプル要求、高度なファイル管理、その他。」ってことですが、ここは買収した github とかが裏側で使われてたりするんですかね。無制限のプライベートレポジトリというところが github の客を食ってしまわないか心配なとこですが、いい感じです。無制限のプライベートレポジトリという意味では、Bitbucket もそうですね。あちらは自社の開発ツールと連動で使ってもらうために提供してる感じ・・・あれ?同じ?

4.Azure Test Plans

「オールインワンの計画された探索的テスト ソリューション。」ということで、ワークフローの実行時にテストできる機能が提供されてますね。「探索的テスト」というのがあって、「最新のソフトウェア開発プロセスで探索的テスト セッションを使用することにより、テストの設計と実行を同時に行って、品質を最大限に高めることが可能です。」と書かれてるのですが、ほんまに自動ならそれはいいなと思いますね。ちょっとそのうち試してみたいと思います。

5.Azure Artifacts

「パブリックおよびプライベートのソースからの、Maven、npm、NuGet パッケージのフィード。」ということで、コードの再利用をするための共有ってとこでしょうかね。同じ機能をあちこちで作ってるとかないといいですね。git からひっぱってくるのではなく、パッケージ化された状態で使えるという話みたいですが、このあたり再利用を考えてコード書かないとダメなんだろうなとか思いますね。

まとめ

無料版でもかなりのことができるので、候補の一つとしてお試ししてみてもいいかもしれません。

参照

Azure DevOps の概要
Azure DevOps

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