みなさん、こんにちは。鞄・服飾雑貨等を扱っている商品部スタッフです。
先日ChatGPTを初めて体験しました。
Chatだけだと思ったら、なんとプログラミングのコードとかも教えてくれるということがわかりました。
プログラミングはまだ全然わかりませんが、今回はChatGPTにいろいろ教えてもらって感激しましたのでその記しです。
Excel貼り付けをChatGPTで自動化
Excel貼り付けをChatGPTにマクロを作ってもらい自動化してみました。
— 岡本一郎 (@okamoto0016) September 25, 2023
バッチリです!
エクセルが勝手に動くなんて・・・。感激です。
作成の背景:単品別売上実績の作成が大変
商品部スタッフとしての毎週月曜日の主な業務は、先週の売上実績の分析
・好調商品の追加補充と軌道修正
・不振商品への売価変更指示・在庫管理
などです。
今回は上記の先週の売上実績の分析
にスポットをあてて進めていきます。
例えば、9月は、秋のお出かけアイテム(鞄・帽子・服飾雑貨等)や、秋雨対応のレイングッズ等が良く売れますので、どの商品をどのくらい販売するかをあらかじめ計画します。
その計画に基づいて、仕入れ金額や在庫をどのくらい持っておくかを決めます。
売上を左右する要素は、販促・気温・天候・話題性等複雑にからみ合っています。その為、毎週の分析も重要ですが、ある程度の期間を通して時系列データとして分析する事も重要となります。
会社のシステムでは、基本時系列データは取得できませんので、毎週の実績データをエクセルシートに取得し、VLOOK関数を使用し、過去4週間の時系列データーを補足・確認できるよう2次加工していました。下記イメージです。
これっていつも同じ作業なのでマクロでできないのかなと思いつつも、職場でマクロがわかる人は少ないしみんな忙しいのでなかなか教えてもらえない。
勉強しよう!と買った本も机の中に眠りっぱなし・・・。
シートの貼り替えなんて5分程度で終わる作業だし「まあいいか」とずっとこの2年間同じ作業を繰り返していました。
しかし、今週ChatGPTとともに過ごし、ついに無事シート貼り替えのマクロが完成しました!
今回ChatGPTとマクロ初めての挑戦でした。
読み進めても頂いても再現性は低いかもしれません。
同じ初心者の方になんとなくこんなイメージなのかと知って頂けたら幸いです。
(ChatGPTの特性上、同じコードもなかなか出ないため)
使ったもの
ChatGPT
Excel
マクロ作成の流れ
マクロもプログラミングのコードが基本なのですね。初めて知りました。
マクロはVBAのコードというのを使用するとの事。それさえも知らなかった。(だから買った本にはマクロ&VBAと書かれていたのか!)
②次に、過去4週間の時系列で補足・確認できるよう、過去3週間をシート別にデータを貼り替えていくVBAのコードを教えてもらいます。
このとき、ChatGPTに詳しく教えてあげるとちゃんとしたコードを出してくれます
コードを出している様子
— 岡本一郎 (@okamoto0016) September 25, 2023
今回YouTubeでAIにチャットで頼んでExcelにコピペ!初心者・はじめて向け使い方解説【excelマクロ/vba/チャットgpt/エクセル】の動画も参考にさせてもらいました
VBAのコード
今回使った(ChatGPTに出してもらった)コードです。
①異なるシートのデーターを張り替えるコード
Sub コピー貼り付けマクロ()
' シート「前03」からシート「前04」へのコピー貼り付け
Sheets("前03").Range("A1:T10000").Copy Destination:=Sheets("前04").Range("A1:T10000")
' シート「前02」からシート「前03」へのコピー貼り付け
Sheets("前02").Range("A1:T10000").Copy Destination:=Sheets("前03").Range("A1:T10000")
' シート「前01」からシート「前02」へのコピー貼り付け
Sheets("前01").Range("A1:T10000").Copy Destination:=Sheets("前02").Range("A1:T10000")
End Sub
やってみてと今後の抱負
これまで約5分程かかっていたシート貼り替え&並び替えの作業が、約1分程度になります。
これが毎週あるので、月にすると30分程度の短縮です。
年間にすると約6時間。1日分まではいきませんがそれでもすごい業務改善です!!
今後は今までよりも短い時間でできるようになるので、より細かい計画が立てられると思います。
また、同じ部署には他に2名のスタッフがいます。
みんなが使える仕様にすれば、さらに全体の効率改善になります。
次はそこを目指していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
*最後にChatGPTに今後のお願いもしておきました・・・。
SFで夢見た世界がもうすぐやってくるようです。