はじめに
こんにちは。ミロゴス株式会社でマーケティングを担当している岡地と申します。ミロゴス社では、LINE公式アカウント/LINE API/その他サービスに関する情報をサービスサイト上で発信しています。
現状は月1ほどの頻度でブログ記事を投稿しているのですが、もっとたくさん投稿したいなと常々思っています。記事作成では、文章にまとめる工程や、画像の準備などに時間がかかっているので、今回は記事作成を今年流行ったChat GPTに作成してもらったら時間短縮になるのではと思い、実験してみました!
使用したもの
Chat GPT(3.5) 無料版
有料版の4.0は一時期プライベートで使用していたのですが、月額費用が高くてちょっと今はお休みしてます…果たして3.5でどこまで行けるでしょうか。
プロンプト
以下の内容をchat GPTに投げました。
LINE公式アカウントについての記事を作成してください
テーマ:LINE ID連携を促進する方法
LINEのID連携の概要やメリットを説明した上で、ID連携施策を促進する方法を紹介する
出力結果↓(このパートはAIが作成しています)
タイトル: LINE ID連携を促進する方法とそのメリット
はじめに:
LINE(ライン)は、世界中で広く利用されているメッセージングアプリで、友達や家族とのコミュニケーションだけでなく、ビジネスや公式アカウントの運用にも利用されています。その中で、LINE ID連携は利便性向上やセキュリティの向上など、さまざまなメリットがあります。本記事では、LINE ID連携の概要やそのメリットに焦点を当て、企業や公式アカウントがID連携を促進する方法について紹介します。
1. LINE ID連携の概要:
LINE ID連携とは、ユーザーがLINEアカウントを他のサービスやアプリに連携させることを指します。これにより、ユーザーは別のサービスでのログインや連絡先情報の共有などがスムーズに行えます。LINE IDは、ユーザーがLINEを利用する上での基本的なアイデンティティを表し、連携することでさまざまなサービスでの利便性が向上します。
2. LINE ID連携のメリット:
a. 簡単なログイン: LINE IDを連携させることで、他のサービスへのログインがワンタップで簡単になります。
b. 連絡先情報の共有: LINEの連絡先情報を連携することで、他のサービスで友達との連絡がスムーズになります。
c. セキュリティの向上: LINEアカウントは二要素認証が可能で、セキュリティの強化が期待できます。
3. ID連携施策を促進する方法:
a. 説明文の充実: LINE ID連携のメリットや利点をユーザーにわかりやすく説明した充実した説明文を用意することで、ユーザーの理解が深まります。
b. 特典の提供: ID連携を促進するために、特典として割引、クーポン、または限定コンテンツへのアクセスなどを提供することが有効です。
c. キャンペーンの開催: 期間限定のキャンペーンを実施し、ID連携を行ったユーザーに対して抽選や特典を提供することで、ユーザーの参加意欲を高めることができます。
4. まとめ:
LINE ID連携はユーザーエクスペリエンスを向上させ、企業や公式アカウントにとっても利点が多い機能です。効果的な施策を活用することで、ユーザーのID連携率を向上させ、より効果的なコミュニケーションやサービス提供が可能になります。企業や公式アカウントは、ユーザーにとって魅力的な理由を提供し、LINE ID連携を促進する施策を積極的に検討することが重要です。
添削(ここから人力です)
パッと見それっぽいものができましたが、果たしてどれぐらい正確でしょうか…?
タイトル: LINE ID連携を促進する方法とそのメリット
→シンプルなタイトル。
はじめに:
LINE(ライン)は、世界中で広く利用されているメッセージングアプリで、友達や家族とのコミュニケーションだけでなく、ビジネスや公式アカウントの運用にも利用されています。
→「公式アカウントの運用にも利用されています。」が変です。
その中で、LINE ID連携は利便性向上やセキュリティの向上など、さまざまなメリットがあります。
→「セキュリティの向上」はID連携のメリットとは言えません。
本記事では、LINE ID連携の概要やそのメリットに焦点を当て、企業や公式アカウントがID連携を促進する方法について紹介します。
→「企業や公式アカウントがID連携を促進する」も違和感ありますね…。
…冒頭の文章読んだだけで頭が痛くなってきたので以下ざっくりと添削します。
1. LINE ID連携の概要:
→私が書かせたかったID連携は、「会員ID等とLINEのUIDを紐づける」ことです。連絡先の共有はID連携の一般的な機能ではないです。
2. LINE ID連携のメリット:
→連絡先情報の共有やセキュリティ向上はどっからきたのでしょうか…?
3. ID連携施策を促進する方法:
→こちらは比較的正しい内容です!
4. まとめ:
→具体的なことは何も言っていないが、間違ってはいないかな?という印象
結果
「LINE」や「LINE ID連携」についてはあまり正しく記述できていなかったが、「施策を促進・浸透させる方法」という文脈で後半は比較的間違いの少ない文章になりました。
有料版の4.0ならもう少し正確な文章になるのかな?
まとめ
今回使用したのが旧バージョンのChat GPTということもあり、会社のサービスサイトのコンテンツとして出すにはかなり厳しい内容となってしましました。ぱっと見それっぽいものの、内容の正確さが欠けているようです。
Chat GPTもできることできないことが分かってきて、一時期のブームと比べるとだいぶ落ち着いてきた気がします。業務では、タイトル案のアイディア出しや、日本語の修正、プログラムの書かれている内容を理解するのに使ったりしています。
AIの得意不得意を理解して、それをうまく理解しながら向き合っていくと良いかもしれません。
おまけ:3.5と4.0の機能差
実験内容:同じ指令(映画のプロットの作成依頼)を出し、返ってきた回答を比較。
与えたお題:
映画のプロットを作成してください。
ヒューマンドラマ
主人公は30代の独身女性。東京で暮らしていたが、父が認知症になったため、地元の愛知県に10数年ぶりに帰ってくる。父の介護を通して、母との確執が浮き彫りになり、自身の人生について見つめ直す。
3.5の回答
タイトル:「帰郷」
プロット:
30代の独身女性・佐々木美穂は、忙しい東京の生活から逃れるように、愛知県にある実家に帰ってきた。しかし、父親が認知症にかかり、母親との関係が悪化していることを知る。
美穂は、父親の介護を通して、家族との繋がりや、自分自身が抱える問題に向き合わざるを得なくなる。母親との確執が表面化し、過去のトラウマが再び現れる。
一方で、美穂は実家の周りで暮らす人々との出会いや、地元の風景に触れることで、幼少期の思い出や、自分が抱く本当の夢を再発見していく。
やがて、父親の病状が悪化し、介護がますます大変になっていく中、美穂は自分自身が進むべき道を見つけ、家族と向き合いながら、新しい生き方を模索していく。
物語は、美穂が自分自身や家族と向き合い、新たな自己発見をする過程を描き、最後には父親の死を通して、家族が再び結束する感動的な結末を迎える。
4の回答
タイトル:「帰郷の記憶」
プロット:
第一幕:帰郷
主人公の美香(30代独身女性)は、東京で働いていたが、父親・勇治が認知症になったため、10数年ぶりに地元・愛知県に帰ってくることを決意する。美香は、帰郷に戸惑いながらも、父親の介護を行うために転職し、地元で働き始める。
第二幕:確執の浮上
美香が父親の介護を手伝う中、母親・恵子との間に確執が浮き彫りになる。美香は、母親が父親の病気に対して冷淡であることを疑い、彼女との関係が徐々に悪化していく。一方で、美香は地元の幼馴染・太一と再会し、彼との友情が次第に恋愛感情へと発展する。
第三幕:過去の傷
美香が母親の過去を調べる中で、恵子がかつて自分の夢を諦めて家族を守るために尽力していたことを知る。美香は、自分も恵子と同じように夢を追い求めることを諦めてきたことに気づき、自分の人生について見つめ直し始める。
第四幕:和解と新たな未来
美香と恵子は、お互いの過去や現状を理解し合い、互いの気持ちを認めあうことで確執を解決する。美香は、父親の介護を続けながら、自分の夢に再び向き合い始める。太一との恋も成熟し、美香は自分の新たな人生を歩み始める。
エンディング:
美香は、父親・勇治が亡くなる前に彼と最後の良い思い出を作り、家族との絆を深める。太一とは結ばれ、二人は美香の夢をサポートしあいながら、新しい人生を歩み始める。美香は、家族や恋人、そして自分自身と向き合いながら、自分の人生を大切に生きることを決意する。
結果
今回はあえて、AIが苦手そうな「ヒューマンドラマの作成」で比較してみた。
4.0の方が具体的だが、話の面白さはどっちも微妙。