TL;DR
- 格安のWindows PCを購入したらWindowsがボリュームライセンスだったんだが!?
- HWだけほしくて買ったので個人としてはセーフ!
- 安いものを買うときは安かろう悪かろうの気持ちで!
概要
Proxmoxの自宅評価用に格安PCをポチりました。
※自分で組んだり、ラズパイあたりを使ったほうが安いのかと思ったのですが、ミニPCのほうが安かったので。
でもせっかくWindowsがインストールされているなら何か有効活用(Proxmox上のゲストOSにインストールとか)できないかな~ってライセンス確認したらびっくりした、という闇。
Windows OSのライセンスの種類
まずはWindows OSのライセンス種別の確認です。
ライセンス種別 | ライセンスの対象 | 購入方法 | 利用者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
フルパッケージ (FPP) | 購入者 | 単体で購入 | 個人ユーザー | 「リテール(Retail)ライセンス」とも呼ばれる |
OEMライセンス | ハードウェア | PCメーカーや販売代理店を通して供給 | 個人ユーザー/法人ユーザー | 「DSP版」と「OA3版」がある |
ボリュームライセンス (VL) | 法人 | 法人がOSのライセンスを複数個用意する際に使用 | 法人ユーザー | EnterpriseエディションはVL限定 |
確認結果
コマンドプロンプトからslmgr -dli
で確認したら以下の結果でした。
見ての通りボリュームライセンスですね…
まさに闇って感じです。
そんな闇からの防衛術
安さには理由があった!というところで、安かろう悪かろうの精神で行くことが防衛術でしょうか。
一方でこのようなレビューもあり、実は合法なのかもしれません。
※個人としてはHWだけ入手できれば良かったのでこれ以上の調査はしません。
ですが、利用中のWindows OSが利用不可能になるリスクはある点は認識しておいたほうがいいかもしれません。
参考