Snipping toolのテキストアクション、以下のようにSnipping toolでOCRしてテキストをコピペできる機能、という認識だったんですが認識したテキストをまとめてマスキングできる機能があることに感動したので書きます。
マスキングの仕方
Snipping toolのテキストアクション(赤枠のマーク)を押す。
画像内のテキストが認識される。この状態からテキストが選択可能に。
対象のテキストを範囲指定(この例では全選択)してコンテキストメニューのテキストを編集する
or Deleteキー。
※コンテキストメニューのテキストを編集する
がまさかのマスキング。テキストを別テキストに置き換えできる機能と期待したら違った。
選択した範囲がマスキングされる。
オプション
クイック編集からメールアドレス、電話番号を自動でマスキングする機能もありました。
ちゃんと機能しました。これは便利。
なんで気が付いたのか。
ドキュメントやブログに掲載する画像、そもそもマスキングしなくても済むような画像を選ぶのでSnipping toolの編集機能はしばらく使ってなかったのですが、久々にマスキングを避けられないケースに遭遇しました。
今まではSnipping toolの定規+太めの黒ペンで塗りつぶしてたのでツールバーから定規を探していたらテキストアクションを見つけた、という流れ。
なお現在、定規はなくなり図形から直線 or 四角形+塗りつぶしなどで定規+ペンの代替になりそうです。
定規はツールバーからいなくなりましたが、Ctrl + R にはいました!
OCR精度
マスキングするだけなら「なにかのテキスト」ぐらいの精度でOKですが、コピペするとなると精度が重要。
こちらはまだまだっぽいです。
先ほどの例では、以下のようにアイコンが記号になる、文字欠け等多かったです。
06 (zfs-linux2)
무VMを作成
力 CTを作成
文字起こしなら生成AIツールに投げたほうがちゃんと出力されるのでそちらの方がいいかも。
ですが、Windows標準のSnipping toolでできることが素晴らしいので、オフライン環境等で制約がある場合には役に立ちそうです。
オマケ)Snipping toolのUIのスクリーンショットを取得するTips。
Snipping tool でスクリーンショットを取得しようとするとSnipping toolが隠れてしまって困りました。
私はリモートデスクトップで別のWindowsでSnipping toolを起動し、接続元のSnipping toolから取得しました。