TL;DR
- いきなりコンバージョンの作成ではなく、カスタムイベントを作成してから、そのイベントをコンバージョンに設定。
- 複数の設定方法があるので注意。
- 反映まで時間がかかるので動作確認などのんびりやりましょう。
概要
会社の事業でLPを作成しました。
そのLPのためにGoogle Analytics(GA4)でコンバージョンを設定します。
設定方法
現在定義されてないイベントをコンバージョンとして設定する際の手順です。
その場合は、いきなりコンバージョンの設定ではなく、イベント作成から必要です。
管理-イベント-イベントを作成
を選択。
作成
を選択。
- カスタムイベント名
- 今回はサンクスページを表示した場合のイベント名にしてます。
- 一致する条件
- 今回はLPの問い合わせ完了時に表示されるサンクスページが表示されるイベント設定します。
-
event_name
をpage_view
-
page_location
をLPの問い合わせ完了時に表示されるサンクスページのURL
-
- 今回はLPの問い合わせ完了時に表示されるサンクスページが表示されるイベント設定します。
イベントのコンバージョンとしてマークから設定することもできますが、
イベントが発生しないと一覧に出てこない&イベント発生後も表示までには時間がかかるので今回はこの方法は使いません。
コンバージョン-新しいコンバージョンイベント
を選択。
作成したイベント名
に、作成したイベント名を記載して保存。
動作確認
設定直後に対象URLにアクセスし、レポート-リアルタイムから確認したところ、イベント数は増えてもコンバージョン数は増えませんでした。
反映には1日程必要なのでまったりやりましょう。
翌日になったら増えていたので、設定完了です。
画像はレポート-コンバージョン
です。
Tips
コンバージョンのオプション
2種類あります。
カウント方法を変更
今回の例ではセッションを意識する必要はないので、デフォルトのままとしました。
デフォルトのコンバージョン値
今回の例ではコンバージョン回数そのものが価値なので、デフォルトのままとしました。
デフォルトのコンバージョン値を設定するの使い道の思い付きですが、コーポレートページ側にQiita等からの流入ごとに金額を設定し、それをインセンティブ制度に落とし込むなどアリかもしれないです。
コンバージョンとマイクロコンバージョン
- コンバージョン(Conversion)
- ウェブサイトの訪問者が行う特定のアクションや目標となる行動
- 今回の例では問い合わせフォームから問い合わせした後に表示されるサンクスページ=問い合わせ件数(show_thanksイベント)
- マイクロコンバージョン(Micro-Conversion)
- メインのコンバージョンに至る前の小さなステップや中間的な行動
- 今回の例では問い合わせフォームを表示した件数(show_formイベント)
LP全体:問い合わせフォーム:サンクスページの表示イベントで離脱率などを分析することを目標に設定しています。
そこの分析と改善よりも、ボスう)LP全体へのアクセスそのものを増やす施策(広告やSEO対策等)に注力したほうがいい気もします。
Google広告とGoogle Analyticsのコンバージョンの関係
Google 広告にもコンバージョンを設定可能ですが、Google 広告経由のイベントしかカウントされません。
Google Analytics ではGoogle 広告以外も含めてカウントされます。
Paid SearchがGoogle 広告からの流入となります。
画像はレポート-コンバージョン-イベント名
です。
参考