2022年4月から新しい教育要領となり、高校生の情報が必修となりました。
当方がインフラ寄りのエンジニアなのでプログラミングと接点は少ないですが、何年後かに業界入りする人に「ぷよぷよが作れないのが許されるのは高校生までだよね」と言われないようにやってみました。
※ぷよぷよプログラミングが必修科目というわけではないです。
実施内容
以下の内容をやりました。
教育者・小中高生向けなどあり、迷子になりやすいです。
https://edu.monaca.io/puyo
Monacaアカウント登録
MonacaはブラウザベースのIDEのようです。
MSアカウントでログインしました。
デバッガーアプリのインストール(スマートフォンで動かしたい場合のみ)
Monacaでデバッグできたので割愛しました。
ぷよぷよプログラミングに挑戦
基礎・初級・中級・上級のコースがあります。
コースごとのソースコード全体の差はなく、抜けてる行を写経する量が増えていきます。
基礎からステップアップし、徐々にぷよぷよが完成していくというものを想像していたので、基礎コースで4行書いて「えっ、もう終わり!?」となってしまいました。
コードの写経
Monocaにソースをインポートします。コースごとにインポートされる行数が違います。
抜けている行をPDF資料に記載されているコードを写経していきます。
PDFはちゃんとコピペ出来ないようになっていました。
普通にタイプミスで動かない時ありました。
デバッグ
IDE右ペインがデバッガー(エミュレーター?)になっていました。
基礎コースでは1行ごとに落下、左右移動、回転、消去と動作が増えて行きますので、1行追記したら動作確認をしていきます。
普段この手のリッチ(?)な動作確認をしないので環境の問題かもしれませんが、やたらとゲームスピードが早いような気がしました。
なんなら描画速度が追いついておらず、瞬間的にぷよが重なって見えます。
4行なので写経ミスはないと信じたいです。
割愛したスマホ用のデバッガーアプリならちゃんと動くのかもしれませんが、ブラウザでもスマホのOSを指定はしてるんですよね…
活用の仕方
この教材を一通り行ったからといっても、でぷよぷよのようなものが作れる!ということはないと思います。
プログラミングを覚えるというよりもパソコンの操作を覚える、成果物を作った経験(≒快楽)を得る、という目的で入門編として使うのがよいかなと思いました。
未経験新人採用を行っている会社ではPCの使い方、タイピングなどから研修を行うので、当座の研修資料として使うこともできるかなと思います。
特に、手順書の通りに正確に作業を行う能力を養う、という観点ではいい感じに罠がちりばめられているので、有用な気もします。
あと、ゲームという見栄えがしてわかりやすい媒体というのもポイントが高いと思います。
ネットワークとかPingの応答があったから達成感を感じることができる新人は稀有かなと思うので。
学校向け配下の資料をあされば、教育的な知見も得られるかもしれません。
今の若い人はぷよぷよは知らないとかは言わないでほしいと思います。
参考