#はじめに
2020年6月以降、Manjaroの日本語入力が公式にサポートされました。
従来の方法でも使用可能ですが、公式パッケージが用意されたので
より簡単に設定することが出来るようになりました。
.xprofileの追記など不必要
https://gitlab.manjaro.org/packages/community/manjaro-asian-input-support
##パッケージの種類と組み合わせ
manjaro-asian-input-support- | 対応する日本語入力 | オプション |
---|---|---|
fcitx | fcitx-mozc | |
ibus | ibus-anthy | ibus-mozc(AUR) |
fcitx or ibus ?
Appimageアプリでfcitxが動作しないことがあるので
そういう時はibusを試してみましょう。
筆者は、それに遭遇したので、ibus-mozcにして使っています。
manjaro-asian-input-supportは、fcitxとibusを同時にインストールできないので 切替える際は、インストール済の方をアンイストールしてから行う必要があります。
#インストール
##fcitx-mozc
sudo pacman -S manjaro-asian-input-support-fcitx fcitx-mozc
↓デスクトップがKDEの場合
sudo pacman -S manjaro-asian-input-support-fcitx fcitx-mozc kcm-fcitx
##ibus-anthy(ibus-mozcと共存可)
sudo pacman -S manjaro-asian-input-support-ibus ibus-anthy
##ibus-mozc(ibus-anthyと共存可)
gtk2が依存関係で必要になるのとAURが使えるようにyayもインストールしておく
sudo pacman -S manjaro-asian-input-support-ibus gtk2 yay
AURでビルドする(問合せは、全てデフォルトでOK)
yay -S ibus-mozc
##有効化
再起動、または再ログイン後に日本語入力できるようになります。
#補足(GUI)
パッケージをインストールするだけなので、パッケージマネージャー(Pamac)からでも
ManajroHelloの簡易インストーラーからでも導入できます
↓ 参考例
https://gae-fan.blogspot.com/2020/06/manjaro-linux.html