はじめに
新しい調べものや ご自身にとっての新しい概念、新技術を調べるときに「なかなか頭に入ってこないなあ」ということは無いでしょうか。ちょっと今回はいつもとは別の視点で情報を吸収するアイデアを共有したいと思います
進め方
3ステップで行きます
①用語をたくさん調べる
②小説家/エッセイストの情報を調べる(決まっていればスキップ)
③調査結果を小説家やエッセイストの構文で文章化する
1)用語をたくさん調べる(今回はDifyを題材)
まずは“調べるべき情報”を集めましょう。
私はよく、ChatGPTとGeminiとGrokを同時にDeep Researchしてその結果を1つのテキストで繋いだりします。
もちろんお持ちのドキュメントなどをそのまま貼り付けてもいいと思います。
# Deep Research Prompt
# Difyについて調べてください。概念だけではなく、実装方法や事例なども集めてください
よくある情報収集結果です。次のステップに進みましょう。
2)小説家/エッセイストの情報を調べる(決まっていればスキップ)
次に、文章が上手な小説家やエッセイストの情報を調べましょう。
前の結果に引っ張られると困るので、同じ会話の中で別の話をします。
個人的には小説家よりエッセイストの方がこういう説明は向いているかなと思います。
話しは変わって、日本で人気のエッセイストトップ5名を教えてください
この中から好きな人を選んで次のステップに進んでください。
3)調査結果を小説家やエッセイストの構文で文章化する
最後に技術情報と筆者の構文を組み合わせて文章を作成します。
「〇〇さんの作風で書いてください」とお願いすると著作権の問題などで拒否されてしまう場合があるので、「〇〇風構文で書いて」とお願いすると結構うまくいきます。あとは、振りとオチを効かせて読み物として面白くします。
出来上がった文章は「〇〇さん風に書きました!」などと作者の氏名などを公表しないようにしましょう。
では、●●風構文で、「Dify」について書いてください。
専門家ではない人でも興味を持ち、理解できるような文章にしてください。
要点は太字にしてください。
箇条書きや表などは禁止です。あくまで読み物としての面白さを追求するため文章で書いてください。
冒頭は興味を引く印象的なスタート。そのあと、一通りの情報を魅力的な文章で説明してください。
単なる羅列で終わることなく、いくつか紹介した機能の中から特に気になった点を深掘りし、
独自の視点やエピソードを語り盛り上げてください。
最後は冒頭や中盤の話題と絡めて伏線回収するようなオチにする形式の最高のエッセーにしてください
出力イメージ(誰の作風かはひみつです)
実際に、Difyの説明をエッセイ風にしてみました。
なかなか読み応えのある文章になりましたね。
習得したい情報が魅力的な言いかえになっており、いつもと違う視点で理解が深まるのではないでしょうか。
まとめ
調査結果を誰かの作風に変換するだけですが、案外スッと頭に入ってきて理解がしやすくなると思います。ご興味ありましたらぜひご参考ください。
皆さまの情報収集が少しでも楽しくなることを願っています。
ありがとうございました。
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