#ダミーデータの準備
グラフを表示するにはデータがないと始まらない。
まずはダミーデータを作成しておく。ただの直線ではイマイチな感じなのでオシャレな$\sin$カーブを使おう。
以下のコードをMATLABに読み込ませて、X
とY
のデータを作成しておく。
(※以下のコードが何を意味するかについては、MATLAB-Sample 【基礎】データを作るを参照のこと。)
> X = 0.0:0.01:2*pi;
> Y = sin(X);
>
これで、$\sin$カーブのX軸データとY軸データが作成された。
#グラフの表示
グラフを表示するにはplot
関数を使用する。ではX
とY
を使って表示してみる。
> plot(X, Y);
こんな画面が表示されるはず。
#ラベルの表示
X軸やY軸にラベルをつけることができる。使用するのはxlabel
関数とylabel
関数。
> %まずはグラフを表示
> plot(X, Y)
> %X軸のラベルを表示
> xlabel('radian');
> %Y軸のラベルを表示
> ylabel('sin(X)');
>
次のようにY軸に「sin(X)」、X軸に「radian」と表示される。
(※上記画像はFreeMatで出力したもので、X軸のラベルが下半分切れてしまっている。MATLABで採取したもので差し替え予定。)
#凡例を表示
legend
関数を使用する。つぎのように実行すると塩梅よく凡例を作ってくれる。
> %まずはグラフを表示
> plot(X, Y)
> %凡例を表示
> legend('sin(X)');
>
すると、つぎのように凡例が表示される。