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AWSにDjangoの環境を整えていく01(VPC/subnet/IGW/RouteTable/SG/EC2)

Last updated at Posted at 2024-04-17

こんにちは。
株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部の大塚です。

プライベートでになりますが、AWSを近々で教える予定があります。
その方はAWSを学んだ後Python/Djangoを学ぶようなので、Django環境を徐々に拡張していくような形でAWSを学べれば良いかなと思い準備をしています。
この記事はその準備をしているものになります。

他の記事は以下の記事で別途管理しております為、適宜ご覧ください。

今回構築するAWS環境

初回なので本当に簡単な環境です。Djangoもインストールしません。
TokyoリージョンにVPCとsubnetを設定します。
その後Internet GatewayをVPCにアタッチし、RouteTableを整えます。
EC2用のSecurityGroupを作成し、併せてEC2をデプロイ。最後にEC2からインターネットに接続出来るかを確認していきます。
aws-django01.drawio.png

今後RDS→ELB(ALB)→CloudFrontの順で本環境にデプロイしていき、環境をそれっぽくしていく予定です。
また、Route53やACM,Cloud9,ECS,Lambda,CloudFormation周りも組み込んでいけると良いのかなぁと思っています。

環境構築

VPCのデプロイ

AWS管理コンソールからVPCの管理画面に遷移して、以下の設定値を入れます。
VPC名はclassact-vpcとし、CIDRは192.168.0.0/16としました。
0001.png
作成出来たことを確認します。
0002.png

subnetの設定

同じくVPCの管理画面に遷移してサブネットの作成画面を開きます。
subnetを作成するVPCは上記で作成したVPCを指定します。subnet名をclassact-public-subnet01とし、CIDRを192.168.1.0/24としました。
0003.png
正常に作成出来たことを確認します。
0004.png

Internet Gatewayを作成しVPCにアタッチする

VPCの管理画面に遷移してインターネットゲートウェイの作成画面を開きます。
名前をclassact-igwとして作成を実行します。
0005.png
作成出来たことを確認します。画面右上にあるアクションからVPCにアタッチを押下します。
0006.png
最初に作成したVPCを選択し、アタッチを実行します。
0007.png
VPC IDのところにVPCが記載されていることを確認します。
0009.png

RouteTableの作成と設定

VPCの管理画面に遷移してルートテーブルの作成画面を開きます。
名前をclassct-rtとして、VPCはこのルートテーブルを配置するVPCを指定します。
0010.png
作成出来ていることを確認します。
画面下のルートタブを押下し、ルートを編集を押下します。
0011.png
一番上のものはデフォルトで作成されており、消せないものになります。これはVPC内のサービス(ex.EC2等)同士で通信する際に使用するものです。
このテーブルにインターネットに抜けるための設定を追記していきます。
0.0.0.0/0(全てのアドレス)を記入し、ターゲットをVPCにアタッチしたInternet Gatewayを指定します。
0012.png
作成出来たことを確認します。画面のようにメインにいいえが付いている場合、右上のアクションタブからメインルートテーブルを選択します。
※同じ手順ならいいえとなっていると思います。
0013.png
設定と入力しOKを押下します。
0014.png
VPCの画面からリソースマップタブを押下し、サブネットが上記でメインにしたルートテーブルに紐づいていることを確認します。また、ルートテーブルからVPCにアタッチしたInternet Gatewayにも紐づていることを確認します。
0015.png

SecurityGroupを作成

EC2にアタッチするSecurityGroupを作成します。
EC2の管理画面からSecurityGroupの作成画面を開きます。SSHとICMP,HTTPのInboundを開放します。Outboundは全て開放します。
0016.png
作成出来ていることを確認します。
0017.png

EC2のデプロイ

EC2をデプロイしていきます。名前をclassact-ec2-djangoとし、OSをubuntu22.04にしています。
ネットワーク設定で今まで作成したVPCとsubnet、SecurityGroupを指定します。またパブリックIPは有効化とします。
00198.png
デプロイ出来たことを確認します。
0018.png

EC2にログインし、インターネットに接続できることを確認する

上記で作成したEC2にチェックマークを付けて、画面右上にある接続を押下します。
0019.png
デフォルトの設定のまま接続を押下します。
0020.png
EC2をCUIで操作が可能です。ping google.comと実行し下記の様になれば、作成したネットワークが正常に稼働し、インターネットに抜けていることがわかります。
0021.png

オマケ CloudFormationを使ったデプロイとyaml

以下の記事でCloudFormationを使ったデプロイ手順を書いております。
適宜ご覧ください。

CloudFormationで使うyamlは以下GitHubで管理しています。

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