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【Amazon Connect Customer Profiles】データソースの統合

Last updated at Posted at 2024-10-21

はじめに

Customer Profilesは、Amazon Connect(コールセンターサービス)で使用できる顧客情報の集約サービスです。例えば、顧客の電話番号や氏名、性別、過去の問い合わせ履歴などの情報を、顧客からの着信時に表示することができます。個人的にはAmazon ConnectのCRM(顧客関係管理)だと思っています。
本記事では顧客情報のデータソース統合について紹介します。

本記事の注意点

本記事では以下のように使い分けをしています。

  • Customer Profiles:サービスの名称
  • 顧客情報:Customer Profilesに登録する顧客データ

統合できるデータソース

Customer Profilesは、さまざまなデータソースと統合することで、顧客情報を一元管理できます。主なデータソースは以下の通りです。

  • Amazon S3
  • Salesforce
  • ServiceNow
  • Zendesk
  • Marketo
  • カスタムコネクタ

注意点

一部データソースとの連携はAppFlowを利用して実施することになります。
AppFlowには処理できるデータ量に制限がありますので、ご注意ください。

実際のデータソース統合の方法

注意点

以下はAmazon Connectインスタンス作成やCustomer Profilesの有効化設定がされていることを前提としております。
また、データソースはS3を例としております。

統合の手順

  1. S3配置するデータの作成
  2. データの配置
  3. データソースの統合を追加

データの作成

S3に配置するデータはCSV形式で作成します。
UTF-8でエンコードします。

CSVデータの配置

S3にCSVデータを配置します。
オブジェクト構成は任意で問題ありません。

S3に顧客情報を配置するため、セキュリティや権限の最小化は考慮する必要があります。

データサンプル

AccountNumber PartyType FirstName BirthDate Gender PhoneNumber EmailAddress Address1 Address2
001 INDIVIDUAL ウフル 1999/1/1 +815017431945 customerprofiles@test.jp 〒111-2222 東京都港区1-1-1

データソース統合を追加

Amazon Connectインスタンスのサイドバーの「お客様のプロフィール」をクリック

下部にある「データソースの統合を追加」をクリック
image.png

データソースでS3を選択し、S3に配置したCSVファイルを選択
スクリーンショット 2024-10-16 161951.png

マッピングで「マッピングを自動生成」を選択
スクリーンショット 2024-10-16 162025.png

マッピングが正常に生成されたことを確認し、「データソース統合を追加」をクリック
スクリーンショット 2024-10-16 162204.png

データソースの統合に「Amazon S3」が表示されていること、ステータスが保留中になっていることを確認
スクリーンショット 2024-10-16 162230.png

数分すると、ステータスが「アクティブ」に変わります。
スクリーンショット 2024-10-16 162853.png

そして、プロファイルメトリクスが1件になっていることを確認できます。
スクリーンショット 2024-10-16 162917.png

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