1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【備忘録】TERSOLUNA環境構築で遊んで復習してみた

Last updated at Posted at 2023-07-10

はじめに

以前に色々あってTERASOLUNA5のチュートリアルをやる機会があったのですが、当時は全てにおいて超初心者だったため、公式TODOアプリ制作チュートリアルの環境構築では苦労した記憶があります(血反吐を吐きました)
なので、私と同じ境遇の方の何かの一助になればと書いてみます。

尚、本記事は以下をゴールとします。
・11.1. チュートリアル(Todoアプリケーション)の環境構築を完了する
・hello world!を表示させる

前提条件は以下の通りです。
・OS:Windows10
・ブラウザ:Google Chrome
・TERASOLUNAバージョン5.8.1
・その他:チュートリアルに必要なミドルウェア、IDEは未インストール
・参照、引用サイト:

TODOアプリ制作チュートリアル
http://terasolunaorg.github.io/guideline/current/ja/Tutorial/TutorialTodo.html
STSの設定手順
http://terasolunaorg.github.io/guideline/current/ja/Appendix/SpringToolSuite4.html

各種バージョンなどは最新のページを参照してください。

TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) 最新バージョン確認ページ
http://terasolunaorg.github.io/guideline/

目次

  1. Javaのインストール
  2. Mavenのインストール
  3. Tomcatのインストール
  4. STSの導入
  5. STSの設定
  6. hello world!の表示

Javaのインストール

執筆時点で最新版(TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) Development Guideline 5.8.1.RELEASE)ではJava17が検証済み環境となっている。
image.png

Javaという文字のリンク押下でRed Hatのページにジャンプ
https://developers.redhat.com/products/openjdk/download
image.png

下にスクロールしていきOpenJDK17の.msiファイルをダウンロード
(別に.zipでもいいのですが、今回は初学者向けなので.msiを選択)
image.png
そもそもJDKとJREとJVMの違いって何だって方はここにお勧めの記事を貼っておきます

【初心者】Java?JDK?JRE?JVM 違いを理解したい
https://qiita.com/keomo/items/a814a36be95033c14207

初回はDLに登録必要ですが、そこの手順は割愛します。
登録できてインストール出来たらダウンロードフォルダに以下のファイルが落ちてるはずです。(マイナーバージョンは違うかもなので気にしないでください)
こいつを開きましょう
image.png

ここから以下の画面が開くので次へをどんどん押していきましょう。
image.png

但しこのページで初期設定はJAVA_HOME~~~が×ですが、これを変えとくと楽なので変えちゃいましょう
image.png
image.png
image.png

で最後はこの画面でInstallしましょう
image.png

Finishを押下
image.png

最後にJavaがインストールできたか、コマンドプロンプトで以下コマンド叩いて確認する
java -version

17.×.×がでればOK
image.png

Mavenのインストール

執筆時点で最新版(TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) Development Guideline 5.8.1.RELEASE)ではmaven3.8.6が検証済み環境となっている。
image.png

では、Javaと同じくMavenという文字押下して以下のページへ
https://maven.apache.org/download.cgi
image.png

ここで重大な事実に皆さん気づくでしょう。

3.8.6がダウンロードできないではありませんか!!!!

はい、そうなんです、このリンク飛んでもダメなんですよね。
なので、色々調べて以下の記事にたどり着きました。

mavenの特定のバージョンのインストール方法
https://qiita.com/rei_012/items/98d0ec7c9acd666727f7

このページにある以下サイトに飛びます
https://archive.apache.org/dist/maven/
image.png

このサイト内のmaven-3/3.8.6/binariesにあるapache-maven-3.8.6-bin.zipをダウンロードします
image.png

そうするとまた例のごとくダウンロードフォルダに.zipファイルがダウンロードされます
image.png

ダウンロード後、ZIPファイルを適当な場所に展開します。(本記事では、C:\Apache-Software-Foundationを作成して展開します。)
image.png

次にMavenを環境変数に追加します
今回はC:\Apache-Software-Foundation\apache-maven-3.8.6\binをpathに登録しました
(セキュリティの問題でスクショは無しです、すみません...)

登録出来たらコマンドプロンプトを開き以下コマンドを打ち込む
mvn -v
インストールしたバージョンが表示されればOK
image.png

Tomcatのインストール

執筆時点で最新版(TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) Development Guideline 5.8.1.RELEASE)ではTomcat10.1.7が検証済み環境となっている。
image.png

では、ここまでと同じくTomcatという文字押下して以下のページへ
image.png

はいまたですね。

10.1.7がダウンロードできないしインストーラも見つからないではありませんか!!!(2回目)

というわけでまずは以下のページに飛びましょう
https://tomcat.apache.org/download-10.cgi
image.png

このページで左タブDownload>Archiveをクリックで以下画面表示
image.png

このサイト内のtomcat-10/v10.1.7/binにあるapache-tomcat-10.1.7.zipをクリックでダウンロードします
そうするとまたまたダウンロードフォルダ内に.zipがダウンロードされます
image.png

この.zipファイルをC:\Apache-Software-Foundationフォルダに解凍します
image.png

次にTomcatを環境変数に追加します
今回はC:\Apache-Software-Foundation\apache-tomcat-10.1.7をCATALINA_HOMEに、
%CATALINA_HOME%\binをpathに登録しました
(セキュリティの問題でまたまたスクショは無しです、すみません...)

ここまできたらTomcatの動作確認をしましょう。
C:\Apache-Software-Foundation\apache-tomcat-10.1.7\bin配下にあるstartup.batをダブルクリックします
image.png

そうするとコマンドプロンプトが開きますが一旦無視して以下のURLにアクセスしてください
http://localhost:8080
image.png

この画面が開ければTomcatのインストールはOKなので、startup.batと同じ階層にあるshutdown.batをダブルクリックしてTomcatを終了しましょう
image.png

STSの導入

ついにここまでやってきました、インストール系は最終戦ですので頑張りましょう。

執筆時点で最新版(TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) Development Guideline 5.8.1.RELEASE)ではSpring Tool Suite4.17.1が検証済み環境となっている。
image.png

では、また(フラグ)Spring Tool Suiteという文字押下して以下のページへ
image.png

はいまたですね。

4.17.1がダウンロードできないしインストーラも見つからないではありませんか!!!(3回目)

はぁ、過去バージョンインストールしましょう...

まずは以下のページに飛びましょう
https://github.com/spring-projects/sts4/wiki/Previous-Versions
image.png

このページを下に行って一番上の
https://download.springsource.com/release/STS4/4.17.1.RELEASE/dist/e4.26/spring-tool-suite-4-4.17.1.RELEASE-e4.26.0-win32.win32.x86_64.self-extracting.jar
をクリックしてダウンロード
image.png

そうしたらばなんとダウンロードフォルダに.jarファイルがダウンロードされているではありませんか!!(棒読み)
image.png

ではこれを実行します
コマンドプロンプトでcdでDownloadフォルダに移動してから
java -jar spring-tool-suite-4-4.x.x.RELEASE-e4.xx.x-win32.win32.x86_64.self-extracting.jar
を実行します(xは適時読み替えてください)

そうすると以下のようなファイルがダウンロードフォルダに作られるはずです。
image.png

ただこのまま動かして何かの拍子で消しても怖いので、C直下に移動させましょう
image.png

で、後は最後に起動確認
出てきたファイルに入ってSplingToolSuite4.exeをダブルクリックしましょう!
image.png
とりあえずLaunchで(ワークスペースの設定ですが一旦無視しましょう。後で重要ですが)
image.png
image.png

完了!!!!

皆様ダウンロード編、お疲れ様でした!
あとは、STSの一部設定を残すのみ!(久々にQiita書いてるので疲れてきてますが私も頑張ります)

STSの設定

まずは以下2つのプラグインの導入から
・Eclipse Enterprise Java and Web Developer Tools
・Spring Tools 3 Add-On for Spring Tools 4

Eclipse Enterprise Java and Web Developer Tools

先ほど開いたSTSのメニューから、Help > EclipseMarketplaceを選択
image.png
クリック↓
image.png

まずはEclipse Enterprise Java and Web Developer Tools
検索窓に入力
image.png
検索↓
image.png

でインストールをぽちっとな(古い)
image.png
image.png
Confirm↓
image.png
同意してFinishを押下して完了!(再起動はもう1個インストールしてから大丈夫)

Spring Tools 3 Add-On for Spring Tools 4

続いてSpring Tools 3 Add-On for Spring Tools 4をインストール
のために事前にインストールするものがあるのでそちらインストールします
STSのメニューから、Help > Install New Softwareを選択し、Work withにhttps://download.eclipse.org/mylyn/releases/latest
を入力
image.png
image.png
貼り付けたらAddをOdoしながらPodo(押下)します(何を言ってるんだ)
そうすると↓に
image.png
設定は↓にしてNext
image.png

image.png
Finish!

以降はマーケットプレイスで検索するところまでは同じ手順なので割愛します
検索結果↓
image.png

ではこれもLet'go pochi!
image.png
Confirm↓
image.png
Confirm↓
image.png
同意してFinish!

ここでRestart
image.png

Javascriptのエディタ設定

STSのメニューから、Help > Install New Softwareを選択し、Work withに
https://download.eclipse.org/releases/latest/
を入力する。
image.png

Web,XML,Java EE and OSGi Enterprise Development > JavaScript Development Tools を選択し、Next
image.png

Finish押下で終了
image.png

Javaの設定

STSのメニューから、Window > Preferences > Java > Installed JREs を開き、予め用意したJDKにチェックがついていることを確認
image.png
image.png

今回の場合ついてないのでAddを押下↓
Standard VMを選択し、Directoryから用意したJDKを選択し追加、Finish
image.png
image.png

元々のjreは削除
image.png
image.png
Apply and Closeで終了

Mavenの設定

Window > Preferences > Maven > Installations からAddを選択し、Directoryから用意したMavenを選択し追加
image.png
image.png

AddでDirectoryから要したMavenを追加、Finish
image.png
image.png

Apply and closeを押して終了

Server設定

まずはServerViewの表示からWindow>ShowView>Other>Server>Serversを選択してOpen
image.png
image.png

一番下に表示されました
image.png

Serverビューを右クリックし、New > Serverを選択
image.png

Apache配下から使用しているTomcatのバージョンと一致するTomcat(10.1)を選択しNextを押下
image.png

Browseから事前にインストールしておいたtomcatを選択し、Finishを押下
image.png

STSの設定は以上!最後はHello world!です!(Hello~どうも~僕はここ~♪)

Hello worldの表示

プロジェクトの作成

コマンドプロンプトを開いて以下コマンドをコピペ、実行(置きたいファイルにcdで移動しておくと楽です)

mvn archetype:generate -B^
 -DarchetypeGroupId=org.terasoluna.gfw.blank^
 -DarchetypeArtifactId=terasoluna-gfw-web-blank-archetype^
 -DarchetypeVersion=5.8.1.RELEASE^
 -DgroupId=com.example.todo^
 -DartifactId=todo^
 -Dversion=1.0.0-SNAPSHOTcd

今回は色々あってDesktopに置きました
image.png
image.png

プロジェクトのインポート

STSのメニューから、[File] -> [Import] -> [Maven] -> [Existing Maven Projects] -> [Next]を選択し、archetypeで作成したプロジェクトを選択
image.png
image.png

この状態でFinish
image.png

インポートが完了すると、Package Explorerに次のようなプロジェクトが表示される
image.png
もし.jspファイルにエラーが出た場合は公式チュートリアルに解決方法が乗っているため参照すること
(今回の記事はメインが環境構築なので設定値は解説しないこととする)

サーバーで実行

プロジェクトを右クリックして「Run As」->「Run on Server」を選択
image.png

APサーバー(Tomcat v10.1 Server at localhost)を選択し、「Next」をクリック
image.png

todoが「Configured」に含まれていることを確認して「Finish」をクリックしてサーバーを起動
image.png

ブラウザで http://localhost:8080/todo にアクセスすると、以下のように表示
image.png

以上で完了です!

あとがき

今回はITエンジニアとして技術力が0(今でも技術力はカスである)だったころに苦労したことを、インフラPJを通して学んだことを使いながらやれば改めて勉強になるかなと思い立ったところから始まりました。

結論から申し上げますと大分なりました。当時は何も分からず人に手伝ってもらいながらその場で必死にエラーが治った理由も分からず完成してしまいましたが、今回は意味を考えながら躓くことなく最後まで出来たので良かったかなと思います。

特にTomcatインストールの際の/binか/srcかは分かってはいても今やり直すと改めて学びになりました。
細かい話は今度また別記事で書こうかと思います。
(気になる人はバイナリファイル ソースファイル 違いとかで検索すれば山ほど出てきます)

最後にここまで読んでいただきありがとうございました。
皆様の良きプログラミングライフの一助になれば幸いです。

ではまた!

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?