#概要
GPSを理解したかった。
Ntripを調べてみた。
#Ntripとは。
GNSSの観測データや補正データの送受信をインターネット経由で実現するための仕組み。
NtripはHTTPをベースとしたTCPプロトコルであり,スマートフォンなどWebにアクセスできる端末からであれば,Ntripが配信するデータにもアクセスすることができます。
TCPサーバであるNtrip Casterにアクセスする基準局もローバー局も,どちらもTCPクライアントになります。
Ntripのネーミングでは,ローバー局のみをNtirp Clientと呼び,基準局はNtrip Serverと呼びます。
一般に,Ntrip Casterによるデータ配信サービスは,データを受信するNtrip Clientとしてアクセスすることはできても、自分の基準局データを送信するためにNtrip Serverとしてアクセスすることはできません。
Ntrip Serverとしても自由にアクセスできるオープンなNtrip Casterのサービスがいくつかあります。
YouCORS: NTRIP caster as a Service
RTK2GO: Hassle Free RTK Station
Ntrip ServerからNtrip Casterに送られるHTTPデータはストリーム(stream)と呼ばれ,それぞれにMount Pointという識別用の名前が割り振られます。
Ntrip CasterにアクセスするNtrip Clientは,このMount Pointを指定して,自分が受信したいデータを選択します。
つまり,Mount Pointは基準局の名前ではなく,あくまでもストリームの名前です。
そのため,ひとつの基準局からRTCMとBINEXなどの複数のストリームが配信されることもあります。
ポート番号は、2101が、データ形式は、RTCM3かu-bloxが使われる。
基準局からおよそ10kmが有効範囲となります。
Ntirp Clientとしては、RTKLIBとu-centerか。
以上。