概要
elm327の研究やってみた。
I/M 準備状況について、geminiに聞いてみた。
Geminiの回答
I/M 準備状況の11個のモニター項目の算出手順は、一般的に公開されていません。
これらのモニターは、車両のECU(Electronic Control Unit)によって、様々なセンサーからの信号に基づいて自動的に評価されます。
ただし、各モニターの役割と、それがどのような条件で「準備完了」と判定されるかについて、一般的な情報は以下の通りです。
番号 | モジュール | 役割 | 算出手順 |
---|---|---|---|
1 | MIL(故障警告灯) | 車両の排出ガス制御システムに異常が発生した場合に点灯する警告灯です。 | ECUは、各種センサーからの信号を常時監視し、異常を検出した場合にMILを点灯させます。 |
2 | MIS(失火) | エンジンで失火が発生しているかどうかを検出します。 | ECUは、クランク角センサーやカム角センサーからの信号を解析し、エンジンの回転数や各気筒の燃焼状態を監視します。失火が発生した場合、ECUはそれを検出し、MILを点灯させることがあります。 |
3 | FUE(燃料系) | 燃料システムの各部品(燃料ポンプ、インジェクターなど)が正常に機能しているかを診断します。 | ECUは、燃料圧力センサーや酸素センサーからの信号を解析し、燃料噴射量や空燃比が適切であるかを監視します。 |
4 | CCM(統合的な構成要素) | 排出ガス制御システムに関連するその他の部品(センサー、バルブなど)が正常に機能しているかを診断します。 | ECUは、各種センサーからの信号を解析し、これらの部品の動作状態を監視します。 |
5 | CAT(触媒装置) | 触媒コンバーターが正常に機能し、排出ガス中の有害物質を適切に浄化しているかを診断します。 | ECUは、触媒前後の酸素センサーからの信号を比較し、触媒の浄化能力を評価します。 |
6 | HCAT(ヒーター加熱型触媒) | ヒーター加熱型触媒が正常に機能し、早期に活性化しているかを診断します。 | ECUは、ヒーターの動作状態や触媒温度を監視し、触媒が適切に昇温しているかを評価します。 |
7 | EVAP(燃料蒸発ガス排出抑制装置) | 燃料蒸発ガス排出抑制装置が正常に機能し、燃料蒸発ガスが大気中に放出されるのを防いでいるかを診断します。 | ECUは、燃料タンク内の圧力や燃料蒸発ガスの流量を監視し、システムの気密性や吸着能力を評価します。 |
8 | AIR(二次空気システム) | 二次空気システムが正常に機能し、触媒の浄化を促進しているかを診断します。 | ECUは、二次空気ポンプの動作状態や、酸素センサーからの信号を解析し、システムの機能を評価します。 |
9 | O2S(O2センサー) | 酸素センサーが正常に機能し、適切な空燃比を維持しているかを診断します。 | ECUは、酸素センサーからの信号を解析し、空燃比が理論空燃比に近い値を維持しているかを監視します。 |
10 | HRT(O2センサーヒーター) | 酸素センサーヒーターが正常に機能し、センサーを早期に活性化させているかを診断します。 | ECUは、ヒーターの動作状態やセンサー温度を監視し、センサーが適切に昇温しているかを評価します。 |
11 | EGR(排ガス再循環システム) | 排ガス再循環システムが正常に機能し、燃焼温度を下げてNOxの排出量を抑制しているかを診断します。 | ECUは、EGRバルブの動作状態や、排気ガス温度センサーからの信号を解析し、システムの機能を評価します。 |
これらのモニターは、車両の走行状態や環境条件によって、評価のタイミングや基準が異なります。
また、一部のモニターは、特定の走行パターン(例えば、一定速度での走行や、エンジン温度が十分に上昇した状態での走行)を必要とする場合があります。
詳細な算出手順については、車両の整備マニュアルや、OBD2スキャンツールの取扱説明書などを参照してください。
結論
ECUの自己診断機能をモニターしてるだけ。
ELM327のコマンドは、「01 01」たぶん。
以上。