先入観、思い込みは捨てよう
これに尽きます。結論です。
デバッグの考え方
デバッグとは
デバッグは、プログラムのバグを見つけて解決するプロセスです。
デバッグのステップ
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証拠集め(情報収集)
- エラーの確認
- 動かない状況を特定
- 確実に動作する部分の確認
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証拠を解釈(情報の意味を把握)
- エラーメッセージの意味を理解
- 翻訳ツールや検索で情報を収集
- 同じ問題を経験した人を探す
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犯人を推理(原因を推測)
- 問題の箇所を特定
- ブレークポイントで値を確認
具体例
undefind method 〇〇
というエラーが出た場合、エラーメッセージを翻訳し、原因を調べることが重要です。
故障診断手順と考え方
クルマの不具合解消には「故障診断」という重要な工程があります。この工程を無視すると、修理がうまくいかないことがあります。
故障診断のフロー
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不具合状況の把握
- 事実を整理し、詳細な状況を把握
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不具合箇所・原因の推測
- 得られた情報から仮説を立て、優先順位をつける
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原因追及(測定、目視点検など)、判定
- 仮説を基に点検し、NG箇所を特定
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修理方法の決定、部品調達
- 修理方法や部品の調達方法を決定
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修理
- 決定した方法に従って修理を実施
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完了確認(試運転など)
- 作業後に動作確認を行う
ヘッドライト接触不良の例
特定の箇所が接触不良を起こす場合、ピンの調整や配線のバイパスなどの対応が必要です。
カイエンのヘッドライトは、着脱が比較的簡単ですが、コネクタの接触不良が報告されています。特に長期間使用すると、コネクタの接触不良が発生しやすくなることがあります。これは、ヘッドライトの取り付け部分が時間とともに劣化するためです。
もし接触不良が発生している場合は、コネクタを清掃するか、交換することを検討してみてください。
以上